登録とは、マップの座標系を AutoCAD Map 3D で使用されるデカルト座標系に対応するようにする処理のことです。
ディジタイズする各マップについて、特定の位置合わせと制御点を選択します。
この図の十字形は、デジタイザの位置合わせの点を示しています。
最大 9 つの点を選択するのが良い方法です。これ以上指定すると、計算時間が長くなるだけで正確さはあまり向上しません。元のマップの歪みがひどくない場合は、4 つのコーナーと、中間点をいくつか指定すれば十分です。ある領域内の点により多く集中するのではなく、マップ全体で均等に点を分布することが重要です。
位置合わせを完了するには、次の変換オプションのいずれかを選択します。
TABLET[タブレット設定]コマンドは、ディジタイズした点の数に応じて、使用可能な変換オプションに関連するエラーを計算します。計算が完了するか、計算をキャンセルすると、位置合わせの結果を示すテーブルが表示されます。
各変換タイプの位置合わせの計算では、次の 4 つの応答を受ける可能性があります。
不可能または失敗のいずれかを受け取った場合は、その変換を使用しないでください。すべての結果が不可能または失敗だった場合は、ディジタイザで位置合わせを確認し、位置合わせし直して、マップを再度ディジタイズしてください。
RMS エラーは、要求された変換がどのくらい均一であるか、または極端であるかを示します。値が低いほど、位置合わせはうまくいっています。
標準偏差は、すべての位置合わせの点でレポートされます。残量エラーは、実際の位置合わせの点と計算された変換点との間の差です。大きな差は、手順エラーを示します。間違った座標を入力したか、または間違った点をディジタイズした可能性があります。
RMS および標準偏差の値が高いと思われる場合は、位置の値を入力する際に間違えたか、位置合わせの際にマップがずれた可能性があります。この場合、手順をやり直して、ディジタイザを位置合わせします。