イメージを透過化するには

[データ接続]を使用してマップに追加したラスター イメージは、表示マネージャ画層に表示されます。この画層のプロパティを編集して、「不透明度」プロパティを追加し、不透明度プロパティに 1 未満の値を設定して、画層の透過設定を変更します。

ラスター イメージを透過化するには

  1. AutoCAD Map 3Dラスターを追加します。

    WMS イメージを含む任意のタイプのラスターを使用できます。イメージは透明にしたり、不透明度設定をしておく必要はありません。

  2. イメージを含む画層を右クリックし、[画層を保存]を選択します。

    画層を .layer ファイルに保存します。

  3. 結果の .layer ファイルをメモ帳などのテキスト エディタで開き、<FeatureName> エントリを見つけます。
  4. <FeatureName> エントリのすぐ下に、次の構文を使用して、不透明度設定を追加します。

    <Opacity>0.6</Opacity>

    1 の不透明度設定では、画層が完全に不透明になります。0.1 の設定では、画層が事実上透明になります。

  5. .layer ファイルを保存します。
  6. AutoCAD Map 3D で、タスク ペイン 表示マネージャ に切り替えて、元のラスター画層を削除します。
  7. マップに、半透明のイメージの下にある画層に表示する他の図形を追加し、その画層のスタイルや主題を設定します。
  8. [データ] [画層をロード]の順にクリックして、編集した .layer ファイルを選択します。

    半透明のラスター イメージが不透明の画層をオーバーレイし、不透明の画層が半透明のラスター イメージの下に表示されます。