最適ルート解析を実行するには

図面オブジェクトとその間の関係データから構成されるネットワーク トポロジを使用すると、図面内の始点から、1 つまたは複数の巡回点を通り、始点に戻る最適ルートを判別できます。

最適ルート解析を実行するには

  1. 利用できるネットワーク トポロジがあり、ロードされていることを確認します。
  2. マップ エクスプローラ[現在の図面]で、ネットワーク トポロジを右クリック [解析] [ネットワーク解析]の順にクリックします。
  3. [ネットワーク トポロジ解析 - 選択方法]ダイアログ ボックスで、[最適ルート]をクリックします。[次へ]をクリックします。
  4. [ネットワーク トポロジ解析]の[場所を選択]ダイアログ ボックスで、[始点]をクリックします。[点を選択] をクリックして、図面内の始点を選択します。[Enter]を押して、ダイアログ ボックスに戻ります。
  5. [巡回点]をクリックします。([点を選択])をクリックします。
  6. 図面上で、最適ルート解析で通る点をクリックします。
  7. 次の手順のいずれかを実行します。
    • 点を確定してダイアログ ボックスに戻るには、[Enter]を押します。
    • 点を破棄してダイアログ ボックスに戻るには、[Esc]を押します。
    • 点を確定して次の点を指定するには、図面上で右クリックします。[次の点]をクリックします。
  8. ダイアログ ボックスで、指定した始点と巡回点を確認します。
    • マップ内の点の位置を再確認するには、リスト内の座標をハイライト表示して、[プレビュー]をクリックします。
    • 新しい点を定義できるように点を削除するには、リストの座標をハイライト表示して、[削除]をクリックします。
    • 別の巡回点を追加するには、手順 5 に戻ります。
  9. [次へ]をクリックします。
  10. [ネットワーク トポロジ解析]の[抵抗値と方向]ダイアログ ボックスで、解析に設定する制限を選択します。抵抗および方向については、オブジェクト データ フィールドを参照する定数や式、またはリンクされている外部データベース列を入力します。式は、リンクごとに評価されます。([式評価子]ボタン)をクリックし、リストからデータを選択します。
    • [リンク方向]: トレースの方向を指定します。ボックスに何も入力しないと、双方向(0)が使用されます。
    • [反転]: [リンク方向]ボックスに示されている方向と逆の方向を使用します。
    • [リンクの順方向抵抗値]: 抵抗値が、リンクが作成された方向にのみ移動することを指定します。ボックスに何も入力しないと、線分の長さ(.LENGTH)が使用されます。
    • [リンクの逆方向抵抗値]: 抵抗値を、リンクに沿った方向とは反対の方向に指定します。ボックスに何も入力しないと、線分の長さ(.LENGTH)が使用されます。
    • [ノードの抵抗値]: ノードに交差する抵抗値を指定します。たとえば、配管網のバルブや道路網のジャンクションの抵抗値などが該当します。ボックスに何も入力しないと、ゼロ(0)が使用されます。
    • [最大抵抗値][最小抵抗値]: 抵抗値合計が最小値よりも少ないか、または最大値よりも多い場合、パスは無視されます。
  11. [次へ]をクリックします。
  12. [ネットワーク トポロジ解析]の[出力]ダイアログ ボックスで、トレースの結果を画面上に表示するかどうか、およびトレースの結果を新しいトポロジとして保存するかどうかを指定します。
    • 最適ルート解析を画面に表示するには、[ハイライト]を選択し、ハイライト色を選択します。
    • 最適ルート解析の結果を新しいトポロジとして保存するには、[トポロジを作成]チェック ボックスをオンにして、新しいトポロジの名前と説明を入力します。
  13. [完了]をクリックして最適ルート解析を実行します。