[測地変換パスの定義]ダイアログ ボックス

AutoCAD Map 3D では、図面をある座標系から別の座標系に、ハードコーディングされたグリッドベースの変換ライブラリを使用して自動的に変換します。[測地変換パスの定義]ダイアログ ボックス([座標系ライブラリ]から表示)または[座標系パス変換を作成]ウィザードを使用して、変換パスを定義します。

コード
この測地変換パスのコードを入力します。このコードは、測地変換パスの一覧で使用されます。
説 明
変換パスの特徴を覚えておくための説明を入力します。
[使用できる測地変換]

ソースと対象データムと一緒に左側に表示される、使用できる測地変換の一覧です。パスを選択して[追加]または[逆に追加]をクリックします。

変換をパスに追加すると、使用できる測地変換のリストには、変換のソース データムが(現在の)変換パスの対象データムである測地変換のみが表示されます。

[選択した測地変換]
現在このパスに割り当てられている変換を表示します。パスから変換を削除するには、選択して[削除]をクリックします。
[正確性]

選択した変換を適用した場合の、対象の座標系の正確性の低下度(単位はメートル)を示す値を入力します。この値は、座標演算の精度が別の演算よりも正確かどうかを決定するために使用されます。

値は正数であり、通常の範囲は 0 ~ 100 です。定義で正確と考えられる投影の計算の場合、値は 0 です。次のテーブルには、一部の推奨値を示します。

方法 推奨値
Molodensky 測地変換 10
Abridged Molodensky の 4 パラメータ変換 10
Bursa Wolf 6 パラメータ変換 5
重回帰を使用した 7 パラメータ Molodensky-Badekas 変換 3
グリッド ファイル補間[すべての形式] 5
[ソース データム]
[使用できる測地変換]または[選択した測地変換]リストで選択した項目のソース データムを表示します。
[対象データム]
[使用できる測地変換]または[選択した測地変換]リストで選択した項目の対象データムを表示します。