イメージに場所の情報が含まれていない場合は、他のデータに対して正しくイメージを挿入できるように、イメージの挿入点と回転角度を指定できます。
イメージ挿入点を指定するには
イメージを手動で挿入するには
コマンド プロンプトで座標を入力することもできます。
回転角度は度、または AUNITS 変数で設定された単位で示されます。 イメージは、挿入点を軸にして回転します。
[イメージ挿入]ダイアログ ボックスが再び開き、新しい座標、回転角度、尺度が表示されます。
イメージ挿入点の座標を入力するには
[ソース]タブの挿入点の値には、[ソース]タブの下部で指定されている単位が使用されます。[挿入]タブの挿入点の値は、現在の作図単位に変換されています。
現在の図面の角度の単位が使用されます。この値では、基点として左下コーナーが使用されます。
挿入するイメージに配置設定情報が含まれている場合は、その情報で指定されている尺度でイメージが挿入されます。それ以外の場合は、イメージの計測単位 1 に対し計測単位 1 の尺度係数でイメージが挿入されます。
尺度係数が 1 より大きいときにはイメージが拡大され、尺度係数が 1 より小さいときにはイメージが縮小されます。たとえば、イメージの大きさを 2 倍にするには、[尺度]ボックスに 2 と入力します。
この尺度を変更して、イメージを図面のベクトル ジオメトリに合わせることができます。 たとえば、ラスター イメージの尺度が 1 インチ = 50 フィートまたは 1:600 で、図面には 1 単位が 1 インチと等しくなるように尺度が設定されている場合は、尺度として 600 と入力します。
ビットマップでは、イメージで使う解像度の単位として dpi が使用されることがあります。 衛星写真では、解像度にマイルが使用されることがあります。この単位は、挿入点にも使用されます。
たとえば、300 dpi でスキャンされたイメージの単位は、[インチ]を選択します。