イメージ挿入点を指定するには

イメージに場所の情報が含まれていない場合は、他のデータに対して正しくイメージを挿入できるように、イメージの挿入点と回転角度を指定できます。

イメージ挿入点を指定するには

  1. 表示マネージャ で、[データ] [データ接続]をクリックします。
  2. [データ接続]ウィンドウで、[プロバイダによるデータ接続]リストの[ラスター イメージまたはサーフェス接続を追加]を選択します。
  3. [接続名]に、この接続の名前を入力します。
  4. [ソース ファイルまたはフォルダ]の下で、フォルダ アイコンをクリックし、イメージを格納するフォルダを参照します。[接続]をクリックします。
  5. 挿入するイメージを選択し、[マップに追加]をクリックします。
  6. [イメージ挿入]ダイアログ ボックスで、イメージを挿入する場所を指定します。イメージの X、Y 座標を入力するか、図面に挿入点を手動で指定できます。各オプションについて、以下に説明します。

イメージを手動で挿入するには

  1. [イメージ挿入]ダイアログ ボックスの[挿入]タブで、[クリック <]をクリックします。
  2. フレームの基点をクリックします。

    コマンド プロンプトで座標を入力することもできます。

  3. 回転角度を入力するか、点をクリックして回転角度を定義します。

    回転角度は度、または AUNITS 変数で設定された単位で示されます。 イメージは、挿入点を軸にして回転します。

  4. 2 番目のコーナーをクリックして、フレームのサイズを定義します。

    [イメージ挿入]ダイアログ ボックスが再び開き、新しい座標、回転角度、尺度が表示されます。

  5. [OK]をクリック し、指定したフレームにイメージを挿入します。

イメージ挿入点の座標を入力するには

  1. イメージ フレームの左下コーナーの挿入点を指定します。

    [ソース]タブの挿入点の値には、[ソース]タブの下部で指定されている単位が使用されます。[挿入]タブの挿入点の値は、現在の作図単位に変換されています。

  2. 回転角度を指定します。

    現在の図面の角度の単位が使用されます。この値では、基点として左下コーナーが使用されます。

  3. 尺度を指定します。

    挿入するイメージに配置設定情報が含まれている場合は、その情報で指定されている尺度でイメージが挿入されます。それ以外の場合は、イメージの計測単位 1 に対し計測単位 1 の尺度係数でイメージが挿入されます。

    尺度係数が 1 より大きいときにはイメージが拡大され、尺度係数が 1 より小さいときにはイメージが縮小されます。たとえば、イメージの大きさを 2 倍にするには、[尺度]ボックスに 2 と入力します。

    この尺度を変更して、イメージを図面のベクトル ジオメトリに合わせることができます。 たとえば、ラスター イメージの尺度が 1 インチ = 50 フィートまたは 1:600 で、図面には 1 単位が 1 インチと等しくなるように尺度が設定されている場合は、尺度として 600 と入力します。

  4. 挿入点と解像度の単位を指定します。

    ビットマップでは、イメージで使う解像度の単位として dpi が使用されることがあります。 衛星写真では、解像度にマイルが使用されることがあります。この単位は、挿入点にも使用されます。

    たとえば、300 dpi でスキャンされたイメージの単位は、[インチ]を選択します。