点群は、3D の点データから構成される大きなデータ セットです。航空 LiDAR (Light Detection And Ranging)のレーザ スキャナは、地理的な点群データを収集するために使用される最も一般的な機器です。
地理的な LiDAR データが最も一般的に使用されるのは、LAS (LiDAR Aerial Survey)または ASCII (.xyz)形式です。LAS は、American Society of Photogrammetry and Remote Sensing によって定義された業界標準ファイル形式で、点分類のシステムが含まれます。処理済みの LAS ファイルには、むき出しの地表、高植生地、低植生地、建物などとして分類された点があります。
点群にズームして、個々の点の分布を確認します。
AutoCAD Map 3D 2016 は、点群データを使用するための機能を備えています。点群データを使用して、非常に正確なデジタル標高モデル(DEM)を作成できます。点群データ セットは非常に大きい(通常は、数百万個の点、場合によっては数十億個の点が含まれる)ため、AutoCAD Map 3D は、データを効果的に使用できるようにするために、インデックス化された点群データ ストアを作成する必要があります。データをインデックス化すると、AutoCAD Map 3D は点群をマップに AutoCAD 図面オブジェクト(CAD 図形)として取り込み、点群画層を表示マネージャに追加します。インデックス化された点群データは、分類、高度、強度、またはマップ上の場所によって、フィルタできます。表示マネージャを使用して、点群データをグループ化したりスタイル設定することもできます。点群データからラスターベースのサーフェスを作成するには、 サーフェス マネージャ を使用します。