ドット変数を使用して、オブジェクト プロパティを表します。たとえば、プロパティ変更で .LENGTH 変数を使用すると、AutoCAD Map 3D はすべての行の長さを指定してテキストを追加します。出力レポートでは、.TYPE 変数を使用してレポート内のオブジェクトのタイプを一覧表示します。
式 | 説明 |
---|---|
.ANGLE | ほとんどのオブジェクトに対して XY 平面の角度を返します。 楕円オブジェクトに対しては主軸の角度、点オブジェクトに対しては ECS 回転角度、トレース オブジェクトに対しては開始エッジと終了エッジの中心点間の角度、円オブジェクトに対しては WCS 上に標準図法で投影された円の角度 + π/2(ECS が存在しない場合は 0)、グリップ点を 1 個持つオブジェクトまたはグリップ点を持たないオブジェクトに対しては 0、attdef、text、mtext、insert、shape、raster の各イメージ オブジェクトに対しては回転角度を返します。 |
.AREA | 閉じたポリラインまたは円の領域 トポロジ クエリーのみ: 各ポリゴンの AREA オブジェクト データ フィールドの値 |
.BLOCKNAME | ブロック名 |
.BULGE | ポリライン セグメントのふくらみ係数 |
.CENTER | オブジェクトの範囲の中心点 オブジェクトがポリゴン(閉じたポリライン)である場合、この座標は常に領域の次元に関係なく、閉じた領域の内側になります。 |
.CENTROID | オブジェクトの領域の中心点、すなわち、オブジェクトの境界となる長方形の対角線が交差する点 |
.CLASSNAME | オブジェクト クラス名 |
.COLOR | AutoCAD Map 3D オブジェクトの ACI 色。Color BYLAYER は 256、Color BYBLOCK は 0 |
.DWGNAME | オブジェクトのソース図面の名前 トポロジ クエリーのみ: ジオメトリ オブジェクトのソース図面の名前 |
.EANGLE | ラジアンを使用し、オブジェクトが存在する座標空間から解釈された、円弧オブジェクトの終了角度 |
.EHANDLE | クエリー対象のオブジェクトのハンドル |
.ELEVATION | Z 座標の値 |
.EWIDTH | ポリラインの終点の幅個々のポリライン セグメントの終点の幅には適合しません。 |
.HEIGHT | 文字オブジェクトの高さ |
.LABELPT | オブジェクトに関連付けられた文字の位置 |
.LAYER | オブジェクトの画層 |
.LENGTH | 線分、円弧、ポリライン、または円の長さ円の長さは、円の円周として示されます。 |
.LINETYPE | オブジェクトの線種 |
.LINEWEIGHT | オブジェクトの線の太さ |
.LOCKSTAT | ロックを行ったユーザ |
.PERIMETER | トポロジ クエリーのみ: 各ポリゴンの PERIMETER オブジェクト データ フィールドの値 |
.PLOTSTYLE | オブジェクトの印刷スタイル |
.RADIUS | 円の半径 |
.ROTATION | ラジアンを使用する、ブロックまたは文字の回転角度 |
.SANGLE | ラジアンを使用し、オブジェクトが存在する座標空間から解釈された、円弧の開始角度 |
.SHAPENAME | AutoCAD Map 3D のシェイプの名前 |
.SIZE | AutoCAD Map 3D のシェイプのサイズ |
.STRING | 文字列の値(属性またはテキストの値の場合もあります) |
.STYLE | 文字列または属性のスタイル |
.SWIDTH | ポリラインの始点の幅 |
.TAG | オブジェクトに対する AutoCAD Map 3D 属性タグ通常、.STRING と併用して、属性タグとその文字列値(.TAG、.STRING)を返します。 |
.THICKNESS | AutoCAD Map 3D のオブジェクトの厚さ |
.TOPONAME | トポロジ名(トポロジ クエリーのみ) |
.TOPOTYPE | トポロジ タイプ: NODE、NETWORK、または POLYGON(トポロジ クエリーのみ) |
.TRUECOLOR | AutoCAD Map 3D オブジェクトの True Color 値またはカラー ブック値 |
.TYPE | AutoCAD Map 3D のオブジェクト タイプ |
.URL | オブジェクトにリンクされた URL 情報 URL リンクのないオブジェクトは nil を返します。 注:
オブジェクトには、URL を 1 つだけ使用できます。URL データは、次の形式で入力することができます。 http://サーバ名/パス名/ファイル名.dwg ftp://サーバ名/パス名/ファイル名.dwg file://ドライブ/パス名/ファイル名.dwg |
.X1、.Y1、.Z1 | 線分の始点のコンポーネント: X、Y、または Z |
.X2、.Y2、.Z2 | 線分の終点のコンポーネント: X、Y、または Z |
.X3、.Y3、.Z3 | シェイプまたは 3D 面の 3 番目の定義点その他のオブジェクトで使用すると、nil が返されます。 |
.X4、.Y4、.Z4 | シェイプまたは 3D 面の 4 番目の定義点その他のオブジェクトで使用すると、nil が返されます。 |
.XSCALE | オブジェクトが存在する座標空間を使用して解釈された、X 軸に沿った尺度 |
.YSCALE | オブジェクトが存在する座標空間を使用して解釈された、Y 軸に沿った尺度 |
.ZSCALE | オブジェクトが存在する座標空間を使用して解釈された、Z 軸に沿った尺度 |
すべての数字の戻り値は、10 進法で表示されます。