[テーブル フィルタ]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスでは、データベース テーブルからレコードを選択できます。

フィルタを適用すると、データ ビューによって現在のデータベース テーブルが検索され、指定した条件に一致するレコードだけが表示されます。

既存の条件を編集するには、[SQL フィルタ]リストから、該当の行を選択します。次に、[WHERE 条件]領域の情報を編集します。編集が終わったら、[更新]ボタンをクリックします。

新しい行を追加するには、結合演算子(And/Or/Not)を選択します。列と演算子を選択し、値を指定します。完了したら、[追加]をクリックします。

[SQL フィルタ]領域

現在のフィルタを表示します。フィルタの行がグループ化されていると、そのグループがインデントされます。

[グループ]:

選択された条件をグループ化します。グループ化された条件は、他の条件よりも先に評価されます。

[グループ解除]:

選択された行と、対応するグループの開始行と終了行から括弧を削除します。

[削除]

選択された条件を削除します。

[すべてクリア]:

すべての条件を削除します。

[WHERE 条件]領域

フィルタの既存の条件を編集したり、新しい条件を追加したりするには、[WHERE 条件]領域を使用します。

[And]:

クエリーによって、両方の条件が一致するオブジェクトを取り出します。

[Or]:

クエリーによって、いずれかの条件に一致するオブジェクトを取り出します。

[Not]:

最初の条件に一致し、かつ 2 番目の条件に一致しないオブジェクトをクエリーで取り出す場合に、[And Not]を指定します。最初の条件に一致するか、2 番目の条件に一致しないオブジェクトをクエリーで取り出す場合に、[Or Not]を指定します。

一覧の一番最初の条件には、And または Orを指定しないでください。Notを選択できます。

[列]

現在のテーブルの列が表示されます。

演算子

列の値をテストする方法を指定します。

演算子	説明
=	選択された列で、[値]ボックスに入力された値と同じ値が検索されます。
>	選択された列で、[値]ボックスに入力された値よりも大きい値が検索されます。
>=	選択された列で、[値]ボックスに入力された値と同じか、それよりも大きい値が検索されます。
<	選択された列で、[値]ボックスに入力された値よりも小さい値が検索されます。
<=	選択された列で、[値]ボックスに入力された値と同じか、それよりも小さい値が検索されます。
<>	選択された列で、[値]ボックスに入力された値と異なる値が検索されます。
IN	選択された、オブジェクトにリンクしている列で、指定された値が検索されます。複数の値を指定するときには、'1','2','3' のように、個々の値をカンマで区切り、一重引用符で囲みます。'1'、'2'、'3' のように値を一重引用符で囲みます。
IS NULL	選択された、オブジェクトにリンクしている列で、null 値が検索されます。[値]ボックスに値を入力しないでください。
LIKE	選択された、オブジェクトにリンクしている列で、指定された値が検索されます。文字列(文字)データにのみ適用されます。[値]ボックスで、パーセント記号(%)をワイルドカード文字として使用できます。

データベース システムでサポートされているワイルドカード文字の詳細は、データベース システム ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

値

検索するプロパティを指定します。列の既存の値の一覧から選択するにはをクリックします。検索する文字列をワイルドカード文字を使用して指定するには、LIKEを使用します。

たとえば、B% と入力して、B で始まるすべての値を検索します。

[追加]:

[SQL フィルタ]リストに条件行を追加します。

[更新]:

[SQL フィルタ]リスト内の選択された条件を新しい条件で置き換えます。

このテーブルに定義したフィルタを使用するには、画面下の[ヒストリ]をクリックします。一覧からフィルタを選択します。