各画層には 1 種類のデータが含まれます。たとえば、図面オブジェクトの画層、Oracle から読み込んだフィーチャ クラスを表す画層、DEM サーフェス画層、ラスター イメージ画層が 1 つずつ存在する場合があります。 FDO を使用してデータ ソースに接続すると([データ接続]を使用)、データ ソース内の各フィーチャ クラスまたはイメージが自動的に個別の画層になります。図面オブジェクトの図面画層を作成し、これらのオブジェクトを複数の画層のメンバーにすることもできます。
表示マネージャ画層は、[画層プロパティ管理]に表示される従来の「AutoCAD 画層」とは異なります。AutoCAD ユーザは、AutoCAD Map 3D を使用していない場合、AutoCAD Map 3D画層を表示できません。2 種類の異なる画層タイプのスタイルを設定するには、別々の手法を使用します。
このマップには AutoCAD 画層(左側)と表示マネージャ画層(右側)の両方が含まれます。
[表示マネージャ]で画層を表示するには、次の 2 つの方法があります。
オブジェクトが複数の画層のメンバーである場合、属する各画層のスタイルを継承します。たとえば、線分が Transportation 画層と Roads 画層の両方に存在する場合、線分は両方の画層のスタイルを継承します。画層で競合するスタイル設定や表示設定を指定すると、オブジェクトは[表示マネージャ]内のリストで上位の画層のスタイルおよび表示設定を使用します。
図面画層のサムネイル アイコンを指定できます。このアイコンは[表示マネージャ]およびこのマップ用に作成したすべての凡例で使用されます。これは図面画層にのみ有効で、フィーチャ画層には使用できません。