挿入したイメージの背景を透明にするには

グレースケールまたはカラーのイメージにおける特定の色を表すピクセルをすべて透過化することができます。モノクロ イメージの場合は、常にイメージの背景色が透過になります。これは、2 つのイメージをオーバーレイする場合や、オブジェクトの前面にイメージを配置する場合に便利です。

イメージを透過化するには

1. イメージを選択します。
2. イメージを右クリックします。[オブジェクト プロパティ管理]をクリックします。
3. [プロパティ]パレットで、[透過性]を選択します。
4. ボックスの右側にある下矢印をクリックし、[はい]を選択します。

透明にする色を指定します。

透過的な色を変更するには

1. 正確に色を選択できるように、イメージを拡大ズームします。
2. イメージ フレームをクリックします。
   注:

   拡大ズームのためにイメージ フレームが表示されない場合は、[Shift]+左クリックでイメージを選択します。

3. イメージを右クリックします。[オブジェクト プロパティ管理]をクリックします。
4. [プロパティ]パレットで、[透過色]を選択します。

   [プロパティ]パレットに[透過色]が表示されない場合は、イメージがロードされていないか、ラスター拡張機能がロードされていない可能性があります。イメージをロードするには、イメージを選択します。イメージを右クリックし、[イメージ] [イメージを表示]の順にクリックします。ラスター拡張機能をロードするには、[イメージを挿入]などのイメージ コマンドを選択します。

   注:

   グレースケールおよびカラーのイメージに対して透過色を選択できます。モノクロ イメージの透過色は、常にイメージの背景色です。

5. [透過色]ダイアログ ボックスを表示するには、をクリックします。
6. [選択]をクリックして、目的のイメージの色を指定します。[OK]をクリックします。
7. 透過性をオンにするには、[プロパティ]パレットで[透過性]を選択して[はい]に設定します。