NURBSBlendSurface : NURBSSurface
このクラスは、従属ブレンド サーフェスを定義します。ブレンド サーフェスは、サーフェスのエッジ同士を結合し、親のカーブをブレンドして、その間にスムーズなサーフェスを作成します。また、サーフェスからカーブ、またはカーブからサーフェスにブレンドすることもできます。
コンストラクタ
NURBSBlendSurface [<property>:<val>]...
オブジェクトのプロパティはいずれもコンストラクタのオプションのキーワード引数で設定できます。
getObject <nurbsset> <index>
プロパティ
<nurbsblendsurface>.parent1 : integer
NURBSSet インデックスによる最初の親です。
<nurbsblendsurface>.parent1ID : integer
NURBSId による最初の親です。
<nurbsblendsurface>.parent2 : integer
NURBSSet インデックスによる 2 番目の親です。
<nurbsblendsurface>.parent2ID : integer
NURBSId による 2 番目の親です。
<nurbsblendsurface>.edge1 : integer
ブレンドに使用される最初の親サーフェスのエッジです。 プロパティの値は、次のいずれかになります。
1: 低 U エッジ
2: 高 U エッジ
3: 低 V エッジ
4: 高 V エッジ
<nurbsblendsurface>.edge2 : integer
ブレンドに使用される 2 番目の親サーフェスのエッジです。
<nurbsblendsurface>.flip1 : boolean
ブレンド サーフェスを作成するときに親サーフェスの法線のマッチングをコントロールします。たとえば、2 つの親サーフェスの間にブレンドサーフェスを作成する場合、普通は「蝶ネクタイ」状のサーフェス
(片方の端が 180 度回転して、中間でねじれてしまう状態) ができないようにします。親サーフェスの法線を簡単にマッチさせると、時々「蝶ネクタイ」状のサーフェスが作成されます。これを避けるには、カーブが実際に使用される前に、このプロパティを使用して、いずれかのカーブの方向を反転させることを示す状態を設定します。この方法でブレンドを作成すると、「蝶ネクタイ」状にはなりません。 true の場合、1 番目の親のサーフェス法線はマッチします。 false の場合、1 番目の親のサーフェス法線はマッチしません。
<nurbsblendsurface>.flip2 : boolean
true の場合、2 番目の親のサーフェス法線はマッチします。 false の場合、2 番目の親のサーフェス法線はマッチしません。
<nurbsblendsurface>.tension1 : float
最初の親のテンション値です。
<nurbsblendsurface>.tension2 : float
2 番目の親のテンション値です。
<nurbsblendsurface>.curveStartPoint1 : float <nurbsblendsurface>.curveStartPoint2 : float
ブレンドする 2 つのエッジの始点の位置を調整します。始点の調整によって、サーフェスの余計なねじれや「曲げ」を防ぐことができます。これらの値は、エッジやカーブが閉じていない場合には適用できません。
メソッド
getParent <nurbsblendsurface> <index> setParent <nurbsblendsurface> <index> <curve>
NURBSSet インデックスによって、親を取得または設定します。 <index> = 1 - parent 1; 2 - parent 2 です。
getParentID <nurbsblendsurface> <index> setParentID <nurbsblendsurface> <index> <curveID>
NURBSId によって、親を取得または設定します。 <index> = 1 - parent 1; 2 - parent 2 です。
getEdge <nurbsblendsurface> <index> setEdge <nurbsblendsurface> <index> <edge>
ブレンドに使用される親サーフェスのエッジを取得または設定します。 <index> = 1 - parent 1; 2 - parent 2 です。 <edge> の値の説明については、 edge1 プロパティを参照してください。