システム ツール

グローバル構造体 systemTools は、3ds Max 4 で MAXScript に追加され、3ds Max 2008 および 3ds Max 2014 で拡張されました。·

この関数のグループを使用すると、3ds Max が実行されているシステムに関するさまざまな情報を収集できます。

   

systemTools.NumberOfProcessors()   

オペレーティング システムに従って、使用可能なプロセッサの数(コア)を返します。

   

systemTools.GetScreenWidth() 

デスクトップを複数のモニタに拡張した場合を含めた画面の幅を返します。

   

systemTools.GetScreenHeight() 

デスクトップを複数のモニタに拡張した場合を含めた画面の高さを返します。

   

systemTools.IsWindows98or2000() 

オペレーティング システムが Windows98、Windows2000、Windows XP、Windows Vista、Windows 7 の場合は、True を返します。

   

systemTools.IsWindows9x() 

OS が Win9x 系である場合は True を返します。

   

systemTools.IsDebugging() 

デバッガで実行されている場合は True を返します。

   

systemTools.getEnvVariable <string> 

指定された環境変数の内容を返します。指定された環境変数が存在しない場合は、undefined 値を返します。

3ds Max 2008 以降で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。

systemTools.getEnvVariable "PATH"
"C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem;C:\Program Files\Common Files\Autodesk Shared\;C:\Program Files\backburner 2\;"

   

<bool>systemTools.setEnvVariable <string> { <string> | undefined } 

指定された環境変数の内容を設定します。

設定できた場合は True、できなかった場合は False を返します。

2 番目の引数の値が undefined である場合、環境変数は削除されます。

3ds Max 2008 以降で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。

   

<int>systemTools.getmaxstdio()

stdio レベルで(つまり fopen を通して)同時に開くことのできるファイルの数を返します。

3ds Max 2014 以降で使用可能です。

   

<int>systemTools.setmaxstdio <int newmax>

stdio レベルで(つまり fopen を通して)同時に開くことのできるファイルの最大数を設定します。

newmax 引数の有効な範囲は、512 ~ 2048です。

成功した場合は、新しい最大値を返します。

現在、値を大きくすることのみが許可されています。

最大数を低減しようとした場合は -1 を返します。

これは、たとえばより多くのポイント キャッシュ ファイルを並行して同時に読み込みたい場合などに使用することができます。

3ds Max 2014 以降で使用可能です。

   

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