3D ファイバーの精度の向上

3D ファイバーの機能が改善されました。

ソルバーの一般的な改善に加えて、次の機能が追加されています。

3D ファイバー入口オプションが[ファイバー ソルバー パラメータ]ダイアログ ボックスから利用できるようになりました。このダイアログ ボックスに、入口部の繊維配向プロファイルを定義するオプションが追加されました。使用できるオプションを以下に示します。
  • ファイバーをスキン層整列 / コア層ランダム
  • ファイバーをスキン層整列 / コア層横断
  • ユーザー指定の入口配向

ファイバー入口の計算開始点

繊維配向の既定では、ゲートで計算を開始します。このシナリオでは、配向はゲートまでランナーに沿って一定であると仮定します。ランナー システム内の方向の変更が疑わしい場合は、[射出位置]オプションを使用して射出位置をランナー システムの開始位置に配置することにより、ランナー システムが繊維配向に与える影響を確認することができます。

3D RSC 繊維配向モデル

より高精度な繊維配向の予測ができるようになりました。これはクロスフローおよび肉厚方向の成形品のコアにおいて特に顕著です。