従来のオーバーモールディング四面体要素タイプはサポート対象外

数年間にわたって、オーバーモールディング解析の準備に必要な 2 つのワークフローをサポートしてきましたが、この長年のワークフローはこのリリースで廃止されます。

過去のリリースでは、四面体要素タイプを使用して、オーバーモールディング解析の準備をすることができました。成形品に[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング(3D)]、ホット ランナーに[第 2 コンポーネントのオーバーモールディング用ホット ランナー(3D)]を設定できました。2015 年の「新機能」にあるように、このワークフローはこの 2016 年のリリースで廃止されます。このリリースから、ワークフローでは、関連するプロパティ ダイアログの[オーバーモールディング コンポーネント]タブ上で[第 1 ショット]または[第 2 ショット]を関連モデル要素に割り当てます。

古いプロパティ タイプ: は削除され、選択できなくなりました。

このタイプの従来の要素を含む .sdy ファイルをインポートしようとすると、廃止されたこれらの要素がモデルに含まれていることを伝える警告メッセージが送られ、これらの要素をサポート対象の要素タイプに自動的に更新するためのオプションが表示されます。要素タイプの自動更新を選択しない場合は、後で手動で更新できます。最終的には、これらの従来の要素を更新することが重要です。更新しないと、解析が実行されません。従来の要素を更新せずに解析を実行しようとすると、ソルバーからエラー メッセージが返されて、実行が停止されます。