保圧タイム ステップ サイズのコントロール

旧リリースの Midplane および Dual Domain フロー ソルバーでは、保圧解析中のタイム ステップ サイズは 0.25 秒に固定されていました。薄い成形品や熱伝導性の高い材料などの特定のケースでは、このタイム ステップ サイズが大きすぎて不正確な結果を招くことが分かりました。たとえば、体積収縮結果のバンディングで最も顕著です。そのため、[ソルバー パラメータ]ダイアログ ボックスの[収束]タブに、保圧タイム ステップ制御用の新しいオプションが追加されました。

既定のタイム ステップ サイズは 0.25 秒のままですが、細かいタイム ステップが必要かを確認するために成形品の肉厚と熱拡散率に基づく安定性の条件が使われる場合、細かいタイム ステップを指定するための新しいオプションを使用できます。
注: この細かいタイム ステップを使用すると、計算時間が増加します。