Synergy の複数のインスタンスへの API サポート

製品の特定の機能を自動化するスクリプトまたはマクロを作成して、Autodesk Moldflow Synergy - ユーザー インターフェース の特定のインスタンスに対して実行できます。

Autodesk Moldflow Synergy - ユーザー インターフェース の 2016 年リリースでは、Synergy の複数のインスタンスへの API サポートが実装されています。 この新しい機能を使用すると、ローカル コンピュータ上で Synergy の特定のインスタンスのマクロを起動できるため、Synergy の各種インスタンスでさまざまなマクロを同時に実行できます。以前のバージョンで記録されたマクロまたは従来のスクリプトは、この機能と互換性を維持できるように編集する必要があります。

従来のスクリプトとマクロとの下位互換性が保たれているので、これまでと同様に、編集せずに動作し続けます。過去のリリースでは、Synergy の複数のインスタンスを同じコンピュータ上で実行しているときに、Synergy のインスタンスから、最初に実行したもの以外、割り当てたマクロ ボタンを起動したり、コマンドラインを実行したりすることはできませんでした。既存のスクリプトまたはマクロを編集せずに実行すると、新しい機能との互換性がないことを伝え、キャンセルしてスクリプトを最初に編集するように指示する警告メッセージが届きます。この機能を使用する予定がない場合は、[オプション]ダイアログ ボックスの[一般] タブでこの機能を無効にすると、このメッセージは今後表示されなくなります。この変更を有効にするには、Synergy のすべてのインスタンスを閉じて再起動する必要があります。

2016 年版の Autodesk Moldflow Synergy - ユーザー インターフェース 内で記録されたすべてのマクロは、この機能との互換性が自動的に維持されます。 C:¥Program Files¥Autodesk¥Moldflow Synergy 20xx\data\commands に保存されたすべてのサンプル スクリプトは、この機能をサポートするために更新済みです。スクリプトを更新したり、新しいスクリプトを作成するには、次の編集を行います。