反り形状を CAD 形式にエクスポートする

以前のリリースでは、反りメッシュ データを STL ファイルにエクスポートし、そのデータをサード パーティ製品を使って CAD モデルに再構成していました。STL によるファセット メッシュよりも品質の高いサーフェスで反りモデルを提供するために、モデル内の反りまたはウィンデージのある形状をネイティブの CAD 形式にエクスポートする新しい機能が追加されました。

この機能により、次のようなさまざまなアプリケーションのワークフローを簡略化できます。
この機能は、次のメッシュ タイプで利用できます。

すべての解析順序には反りが含まれています。

この機能を使用する場合には、いくつかの要件があります。
  1. 元の CAD モデルを各自のスタディにインポートする場合、既定の[Autodesk Moldflow Design Link を使用した直接インポート]オプションが選択されていることを確認してください。
  2. 元の CAD モデルをスタディから削除しないようにしてください。
  3. 標準の方法で、反り形状の書き出しを行います。CAD ファイルをインポートする場合に選択する必要がある新しいラジオ ボタンがあります。

  4. [方向][表示倍率]を設定します。
    注: 自己交差面が発生する可能性があるため、表示倍率はあまり大きくしないようにします。そのような面が発生すると、有効なソリッド モデルは作成されず、CAD モデルのエクスポートが失敗します。
  5. .sat (v7) または .step のどちらのファイルでもモデルをエクスポートすることができます。
注: この機能が正しく動作するためには、高品質な CAD モデルを使用することが重要です。何度も変換すると、CAD モデルに不良が発生することがあります。さらに、再構築により、スライバー面に関して失敗することがあります。

部分的なエクスポート

サーフェスのすべてを再構築することができない場合、部分的に再構築されたモデルがエクスポートされます。この場合、エクスポートが完了すると次のようなメッセージが表示されます。

次に進む前に、CAD ソフトウェアのモデルを確認してください。