基本的な画層のプロパティ

マップには、1 つまたは複数の画層(MgLayer オブジェクト)が含まれ、複合イメージを作成するように描画されます。各画層には、マップおよびマップの凡例の表示方法を決めるプロパティがあります。プロパティには、次のようなものがあります。

• [画層名]: 一意の識別子です。
• [凡例に表示する名前]: マップの凡例に表示される画層のラベルです。
• [表示設定]: 画層がマップに表示されるかどうかを指定します。実際のマップ上での表示は、画層の表示設定以外の影響も受けることに注意してください。詳細は、「画層の表示設定」を参照してください。
• [選択可能]: 画層内のフィーチャが選択可能かどうかを指定します。これは、フィーチャ データが含まれる画層のみに適用されます。

MgMap::GetLayers() メソッドは MgLayerCollection オブジェクトを返します。このオブジェクトには、マップ内のすべての画層が含まれます。MgLayerCollection::GetItem() メソッドは、コレクション内のインデックス番号または画層名によって、個々の MgLayer オブジェクトを返します。

コレクション内の画層は描画した順序でソートされ、一番上の画層がコレクションの先頭になります。たとえば、PHP 構文を使用していて、$layers がマップ内の画層を格納しているコレクションである場合、$layers->GetItem(0) は最上位の画層を返します。