概要 - ライセンス サーバへの接続の切断

オートデスク製品の再起動が必要なライセンス サーバ エラーについて説明します。

オートデスク製品の実行中、製品は「ハートビート」信号と呼ばれる方式を使用して、ライセンス サーバと定期的に通信します。ハートビート信号が消失すると、ライセンス サーバは再度接続しようとします。再度接続できない場合、ユーザはライセンス エラーを受け取ります。

ライセンス サーバとの接続が切断されたために製品が停止した場合は、製品を終了して再起動する必要があります。ほとんどのオートデスク製品では、終了する前に、開いているドキュメントを保存する機会があります。ハートビート信号消失の原因となっている問題が解決され、サーバでライセンスが使用可能になれば、オートデスク製品を再起動することができます。ライセンス サーバの接続が失われたときにいくつかのオートデスク製品が実行されていた場合、通常は製品の設定に基いて、製品ごとにエラーメッセージがそれぞれの遅延時間後に表示されます。

カスケードを無効にする

2016 以降のリリースでのみ、環境変数 ADSK_CASCADING_OVERRIDE の値を 0 (無効)に設定することにより、カスケードを無効にすることができます。(1 に設定すると、カスケードは有効になります)。この設定は、すべての製品に適用されます。Autodesk Enterprise Flex (製品コード 535H1)の場合、設定内容に関係なく、カスケードは自動的に無効になります。

重要: カスケードは、Suite ライセンスにとって不可欠です。Suite 製品のカスケードを無効にしないでください。