電子透かしリソースを作成する

電子透かしは、画層またはマップ上に重ねます。文字またはグラフィックを含むことが可能で、電子透かしを組み合わせて複数の画像と文字列を表示することができます。一般的に電子透かしは、企業名や組織名を表示するため、または著作権で保護されているマテリアルがソースの同意なしに使われることがないよう使用されます。電子透かしリソースは、マップ定義または画層定義に追加できます。

電子透かしリソースをマップまたは画層定義に追加した後に文字、文字スタイル、または画像を変更した場合、その変更は電子透かしのすべてのインスタンスに影響します。ただし、透過性、回転、または位置のみを変更した場合は、変更した電子透かしのインスタンス以外には影響しません。

新しい電子透かしリソースを作成するには

  1. 次の手順のいずれかを実行します。
    • [ファイル メニュー] > [新規作成] > [電子透かし]をクリック します。
    • Autodesk Infrastructure Studio ツールバーで、[新規作成] > [電子透かし]を順にクリックします。
    • ツリー ビューの画層またはマップ上で右クリックし、[新規作成] > [電子透かし]をクリックします。
  2. [電子透かし エディタ]内の[ソース]で、電子透かしを文字または画像のどちらで作成するのかを指定します。

    各電子透かしリソースは、文字または画像のどちらかを含むことができます。文字と画像を一緒に使用するには、複数の電子透かしを組み合わせます。

  3. 文字の電子透かしの場合は、次の手順を行います。
    • [文字]ボックスに電子透かし用の文字列を入力します。
    • 文字列のフォント、サイズ、色、位置合わせ設定を選択します。

      Autodesk Infrastructure Studio がインストールされているコンピュータで使用可能なフォントから選択します。それらのフォントは、サーバで使用可能なフォントとは一致しない場合があります。

    • 文字列に太字、イタリック、または下線を適用することもできます。

    すべての文字設定は、文字列全体に適用されます。個々の文字のスタイルを設定することはできません

  4. 画像の電子透かしの場合は、[参照]をクリックし、ディスクに保存されている PNG 形式の画像を選択するか、または Web 上に保存されている PNG 形式の画像を示す URL を選択します。
  5. すべての電子透かしで、透過性と回転を指定します。

    これらの設定はオプションであり、特定の画層またはマップ定義で優先させることができます。

  6. すべての電子透かしで、次のいずれかの手順を行って位置を指定します。
    • 画像または文字列の単独のインスタンスを表示するには、[X/Y 位置合わせ]を選択して、マップ上の特定のポイントから電子透かしまでの縦横の距離を指定します(縦位置の中央、下部、上部、および横位置の中央、左、右)。X/Y 位置合わせのコントロールは、プレビュー ウィンドウには影響しません。

      たとえばマップ中央を基準として、横方向に特定のピクセル数、さらに縦方向に異なるピクセル数離れた距離に電子透かしを位置合わせできます。

    • サーフェス全体に複数の電子透かし画像を表示するには、[電子透かしを並べて表示]を選択し、各タイルの間の距離を指定します。

      最初のタイルはブラウザの左上(0、0)に配置され、次のタイルは指定された値だけ縦方向と横方向に離れて配置されます。タイルの選択は、プレビューで確認できます。

      計測単位を指定できます(ピクセル、インチ、センチメートル、メートル、またはポイント)。

    この設定はオプションであり、特定の画層またはマップ定義で優先させることができます。

  7. [上書き保存]をクリックし、電子透かしの位置を指定します。

    電子透かしは、任意のフォルダに保存できます。

電子透かし定義を変更するには

  1. 次の手順のいずれかを実行します。
    • ツリーの電子透かしリソースをダブルクリックします。
    • [ファイル]メニュー、[リソースを開く]の順にクリックし、電子透かしを表示します。[開く]をクリックします。
    • Autodesk Infrastructure Studio ツールバーで[開く]をクリックし、電子透かしを表示します。[開く]をクリックします。
  2. 変更を行い、[上書き保存]または[名前を付けて保存]をクリックします。