このサンプルのページでは、次の処理が行われます。
Web レイアウトを含む URL に最初にアクセスしたとき、ビューアは新規セッションを開始します。ユーザ ID とパスワードの入力を求めます。これらは、サイト サーバで認証に使用されます。ユーザ ID とパスワードが有効であれば、サイト サーバはセッションを作成し、ビューアにセッション ID を返します。
ビューアは Infrastructure Map Server ページにリクエストを送信するたびに、セッション情報を渡します。ページはこの情報を使って、セッションを再構築します。
webconfig.ini ファイルには、IP アドレス、通信に使用するポート番号などの、サイト サーバへの接続に必要なパラメータが含まれます。MgInitializeWebTier() がこのファイルを読み込み、サイト サーバの検出と接続に必要な値を取得します。
サイト サーバは、ユーザの権限情報をその他のセッション情報と共に保存します。これらの権限情報は、ユーザが初めてサイトに接続したときに渡す必要があります。そのときビューアはユーザの認証を行い、権限情報を使って新規セッションを作成します。他のページはセッション ID を使って、認証用に暗号化された権限情報を取得することができます。
Infrastructure Map Server ページはすべて、サイト サーバへの接続が必要です。サイト サーバはリポジトリとサイト サービスを管理します。
リソースへのアクセスは、リソース サービスが処理します。この場合、ページがマップ リソースの情報を取得するには、リソース サービスが必要です。
アプリケーションによっては、他のサービスへの接続が必要な場合もあります。
マップ名も、ビューアから Infrastructure Map Server ページに渡されます。リソース サービスで特定のマップ リソースを開くには、この名前を使用します。マップを開くと、他の情報を取得することができます。このサンプルではマップが使用する空間参照方式を表示しますが、マップを構成する画層についての詳細な情報を取得することもできます。