概要 - ネットワーク ライセンスのタイムアウト

アイドル状態のネットワーク ライセンスのサーバへの返却を管理するオプション ファイルの設定について説明します。

ライセンス タイムアウトを設定することにより、ライセンス サーバからライセンスの返却を要求される前に、ネットワーク ライセンスをアイドル状態にしておける時間を決定します。オートデスク製品でどのユーザも活動していない場合、ライセンスはアイドル状態であるとみなされます。最大アイドル時間は秒単位で計測され、オプション ファイル内のパラメータで設定します。

ライセンス タイムアウトの設定をしないと、異常終了や停電した後、クライアント コンピュータに取り残される可能性があります。この場合、サーバにライセンスを戻すには、ライセンス サーバで LMREMOVE プログラムを使用する必要があります。

TIMEOUT パラメータを使用して、それぞれのオートデスク製品の個々のライセンス タイムアウト期限を設定したり、TIMEOUTALL を使用して、ご使用のコンピュータ上のすべてのオートデスク製品の 1 つのライセンス タイムアウト期限を設定することができます。

ユーザのライセンスがアイドル タイムアウトのために失われた場合、ユーザが製品の使用を再度開始すると、製品は新しいライセンスの取得を試みます。ライセンスが使用できない場合、ユーザは製品を終了する前に作業を保存できます。

注: ライセンス タイムアウトは、すべてのオートデスク製品でサポートされているわけではありません。