mobileViewer 名前空間には、フレームワークのすべてのクラスが含まれ、また、セッション作成、スクリプトの読み込み、HTML 要素の動的作成、AJAX 要求のディスパッチなどの機能を処理する多数のグローバル ユーティリティ メソッドを提供します。
メソッド
メソッド mobileViewer.initialize(オプション) は、フレームワーク内のクラスを使用する前に呼び出してください。
サポートされているオプションは次のとおりです。
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mgURL |
たとえば、Infrastructure Map Server マップ エージェントへの URL は、「../mapagent/mapagent.fcgi」になります。 |
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googleAPIKey |
マップに Google ベース画層を含めるため Google マップ™ API の読み込みに使用する API キーです。 |
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yahooAPIKey |
マップに Yahoo ベース画層を含めるため Yahoo!地図 |
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bingAPI |
Bing API を読み込む必要があるかどうかを指示するために使用するブール演算値です。特別なキーは不要です。 |
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onComplete |
初期化が完了すると呼び出されるコールバック メソッドです。 |
このメソッドの使用例については、フレームワークの index.html ページの initializeMobileViewer()メソッドを参照してください。
指定したキー値に対応するローカライズされたストリングを返します。ストリングは、JSON 形式を使用するファイルのローカライズされたフォルダに保存されます。この形式は、カスタム ファイル解析の必要がなく、JavaScript に直接読み込むことができます。
OpenLayers.Ajax.Request クラスを使用して AJAX 要求をディスパッチします。このクラスは、自動的に例外ハンドラを要求に追加し、「http://」の接頭語を省いて指定したベース フレームワークの URL を要求に追加します。
サポートされているオプションについての詳細は、http://www.openlayers.org で OpenLayers.Ajax.Request クラスのクラス ドキュメントを参照してください。
mobileViewer.ajaxRequest()と同様の、要求を自動的に Infrastructure Map Server マップ エージェント URL に送信する簡略化されたメソッドです。
mobileViewer メイン ページを読み込むために行われた要求内で指定されたキーに対応する URL パラメータを返します。
指定した XML ストリングを JSON 形式に変換します。これは、PHP スクリプトを呼び出すことで行われます。このスクリプトからの応答が、提供されたコールバック メソッドに渡されます。
var newDiv =
mobileViewer.addElement(document.getElementById('mapContainer'),
'div');
指定した HTML コンテナ要素にテキスト コンテンツを追加します。MSIE の場合 innerText 値を設定し、他のブラウザの場合 innerHTML 値を設定します。
リスナーを指定したイベント名で指定した要素に追加し、イベントが発生したときに呼び出されるコールバックを発生させます。ブラウザによっては addEventListener をサポートしているものと attachEvent をサポートしているものがあり、このメソッドはどちらを使用するかを決定します。
既に mobileViewer.addEventListener で追加済みのイベント リスナーを削除します。
指定した HTML コンテンツを、画面下部のポップアップ ウィンドウに表示します。タイトル バーには指定したタイトルが表示されます。所有者パラメータはどのオブジェクトがポップアップ パネルに関連しているかを追跡するために使用されます。
現在表示されているポップアップ パネルを閉じます。オプションの所有者プロパティが指定されている場合、パネルは、指定した所有者がパネルの所有者と一致する場合にのみ閉じます。null の場合、パネルは、所有者に関わらず閉じます。
画面のボックスにメッセージを表示します。オプションの duration パラメータ(単位はミリ秒)が指定されている場合、その時間が経過するとメッセージは自動的に非表示になります。
ポップアップ メッセージを閉じます。popupMessage を、時間を指定しないで呼び出した場合に役に立ちます。