画層を作成する別の方法

前のセクションで説明した方法は簡単ですが、まず Infrastructure Studio UI で画層定義を作成する必要があります。別のアプローチとして、次のファイルで定義された方法を使用できます。

WebServerExtensions¥www¥mapviewerphp¥layerdefinitionfactory.php

このファイルにはさまざまな関数があり、画層定義の設定に使用できます。よく使用される設定は、これらの関数のパラメータによって設定することができます(他の設定を変更する場合は、Infrastructure Studio UI を使用するか、画層定義の XML を修正する必要があります)。

layerdefinitionfactory は PHP でのみ使用できます。ASP.NET を使用した開発の場合、優れた代替策として Visual Studio ツール xsd.exe を使用して LayerDefinition スキーマ用の .NET クラスを生成します。

関数 パラメータ 説明
CreateLayerDefinition() $resourceId 画層のフィーチャ ソースのリポジトリ パスです。例: Library://Samples/Sheboygan/Data/Parcels.FeatureSourceInfrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$featureClass 使用するフィーチャ クラスです。たとえば、SHP_Schema:Parcelsのように指定します。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$geometry フィーチャ クラスから使用するジオメトリです。たとえば、SHPGEOM のように指定します。Infrastructure Studioの画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$featureClassRange 尺度範囲テンプレート(ScaleRange.templ)に設定すると作成される尺度範囲です。
CreateScaleRange() $minScale この規則を適用する尺度範囲の最小値です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$maxScale この規則を適用する尺度範囲の最大値です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$typeStyle CreateAreaTypeStyle()CreateLineTypeStyle()または CreatePointTypeStyle()を使用して作成されたタイプ スタイルです。
CreateAreaTypeStyle() $areaRules CreateAreaRule() で作成される、領域に関する 1 つまたは複数の規則です。
CreateAreaRule() $legendLabel 凡例で規則の横に表示されるラベルの文字です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$filterText この規則に一致するフィーチャを判別するフィルタ式です。たとえば、SQFT >= 1 AND SQFT < 800です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$foreGroundColor この規則に一致する領域に適用される色です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
CreateTextSymbol() $text 文字列です。
$fontHeight フォントの高さです。
$foreGroundColor 背景色です。
CreatePointTypeStyle() $pointRule CreatePointRule() で作成される、点に関する 1 つまたは複数の規則です。
CreatePointRule() $legendLabel 凡例で規則の横に表示されるラベルです。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
  $filter この規則に一致するフィーチャを判別するフィルタ式です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
  $label CreateTextSymbol() で作成される文字シンボルです。
  $pointSym CreateMarkSymbol() で作成されるマーク シンボルです。
CreateMarkSymbol() $resourceId それぞれのポイントを表現するために使用するシンボルのリソース ID です。たとえば、library://Samples/Sheboygan/Symbols/BasicSymbols.SymbolLibrary のように指定します。Infrastructure Studio の画層エディタでは[シンボル ライブラリからシンボルを選択]ダイアログのInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$symbolName シンボル ライブラリ内の目的のシンボルの名前です。
$width シンボルの幅(ポイントで指定)です。Infrastructure Studio の画層エディタでは[点のスタイル設定]ダイアログのInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$height シンボルの高さ(ポイントで指定)です。Infrastructure Studio の画層エディタでは[点のスタイル設定]ダイアログのInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$color シンボルの色です。Infrastructure Studio の画層エディタでは[点のスタイル設定]ダイアログのInfrastructure Studioフィールドに相当します。
CreateLineTypeStyle() $lineRules CreateLineRule() で作成される、線分に関する 1 つまたは複数の規則です。
CreateLineRule() $color この規則に一致する線分に適用される色です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$legendLabel 凡例で規則の横に表示されるラベルです。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。
$filter この規則に一致するフィーチャを判別するフィルタ式です。Infrastructure Studio の画層エディタではInfrastructure Studioフィールドに相当します。

これらの設定についての詳細は、『Studio Help』を参照してください。