ログ詳細は、serverconfig.ini の一般プロパティ セクションにある LogsDetail パラメータを使用して、サービス単位で設定できます。
[GeneralProperties]
LogsDetail = MappingService:3,FeatureService:3,RenderingService:3,
ResourceService:3
設定可能なサービス エントリは次のとおりです。
- MappingService
- RenderingService
- FeatureService
- ResourceService
- SiteService
詳細レベルは次のように定義されます。
- レベル 0 - エラー(パラメータなし)
- これは既定の詳細レベルです。
- エラー(例外)は、指定されたサービスのメソッド パラメータが付かない状態でログに記録されます。
- このサービスに関しては、警告はログに記録されません。
- このサービスに関しては、トレースはログに記録されません。
- パフォーマンスを向上するため、このレベルでは呼び出しパラメータの生成は無効です。
- レベル 1 - 警告とエラー(パラメータ付き)
- エラー(例外)は、指定されたサービスのメソッド パラメータが付いた状態でログに記録されます。
- このサービスに関しては、警告はパラメータとともにログに記録されます。
- このサービスに関しては、トレースはログに記録されません。
- レベル 2 - トレース、警告、およびエラー
- パブリッシュされた Service API 呼び出しに関して、レベル 1 のすべての詳細と、パラメータが付いたトレースが、ログに記録されます。
- レベル 3 - 内部トレース、トレース、警告、およびエラー
- 内部の API 呼び出しに関して、レベル 2 のすべての詳細と、パラメータが付いたトレースが、ログに記録されます。
運用環境ですべてのサービスに対してレベル 2 またはレベル 3 のトレース ログをオンにすると、1 時間あたり 100 MB 以上のログ情報が生成される可能性があります。Infrastructure Map Server がこれらの条件で実行される場合は、ディスク スペースを継続的に監視する必要があります。
注:
詳細レベルはサービスごとに設定できるため、特定のエラー条件をデバッグする目的でログを設定することが可能です。たとえば、データベース接続の問題をデバッグしているときに、Resource サービスの実行をトレースしてもそれほど役に立ちません。