ビューアは「ベース画層グループ」を使用して、イメージのレンダリングを最適化します。ベース画層グループ内の画層を一緒にレンダリングして、ビューアに送ることができる単一のラスター イメージを生成できます。イメージはタイルに分割され、レンダリングして送る必要があるのは、イメージ全体ではなく、要求されたタイルだけです。 タイルはサーバ上でキャッシュされます。タイルが既にキャッシュ内に存在している場合は、送る前にレンダリングする必要はありません。
各画層グループには一連の事前定義の尺度があり、レンダリングに使用されます。マップの一部分を、指定された尺度で表示するように要求された場合、ビューアは、要求されたマップ表示尺度に最も近い定義済みの尺度で、タイルをレンダリングします。
ベース画層グループ内の画層はまとめてレンダリングされます。個々の画層の表示設定は無視され、代わりにグループの表示設定が使用されます。
ベース画層グループより上の画層は、通常、背景が透過のベクトル画層になります。これにより、イメージが小さくなり、より迅速にビューアにロードされます。
複数のベース画層グループを設定することができます。下の画層は上の画層に隠れて非表示になります。ただし、上の画層に透明な領域がある場合や、上の画層の表示がオフになっている場合は、下の画層が表示されます。
1 つの画層が複数のグループに属することはできません。 画層はベース画層グループおよび通常のグループの両方の一部とすることはできません。