Web レイアウトと Infrastructure Map Server Page

「Infrastructure Map Server Page」 は、Infrastructure Map Server Web API を活用した PHP、ASP.NET、または JSP のページです。通常、これらのページはビューアまたはブラウザから呼び出され、その処理結果の HTML ページがビューアまたはブラウザのフレームにロードされます。このガイドの大部分のサンプルでは、この形式を使用します。ただし、HTML を返さない、またはビューアと対話しないページを作成することもできます。 これは、他のマッピング クライアントやデータのバッチ処理のためのバックエンドとして、Web サービスを作成する場合に使用されます。

Infrastructure Map Server ページを作成するには、ビューア、ページ、および Infrastructure Map Server のサイト間を適切に接続するための初期設定が必要です。この設定の大部分は、Infrastructure Studio を使用して行えます。詳細は、 Studio Help を参照してください。

初回セットアップの一部として、Web レイアウトを作成します。これにより、ビューアの外観と使用できる機能が定義されます。Web レイアウトを定義する場合は、リポジトリ内の位置を示すリソース名をレイアウトに割り当てます。完全なリソース名は、次のようになります。

Library://Samples/Layouts/SamplesPhp.WebLayout

ベーシック レイアウト ビューアでブラウザを使用して Web レイアウトを表示すると、リソース名はビューア URL の一部として渡されます。リソース名の特殊文字は URL エンコードされ、完全な URL は次のようになります(改行は除く)。

http://localhost/mapserver2012/mapviewerajax/
?WEBLAYOUT=Library%3a%2f%2fSamples%2fSheboygan%2fLayouts%2f
SheboyganPhp.WebLayout

Web レイアウトの一部では、コマンド、ツールバー、およびコマンドを含むメニューが定義されます。これらのコマンドは組み込みコマンドの場合も、カスタム ページへの URL の場合もあります。 Web レイアウトには、タスク ペインに表示するホーム タスクへの URL も含まれます。ホーム タスクから他のページを開くことができます。

新しいページを作成してタスク リストからコマンドとして使用できるようにするには、次のことを行います。

注:
カスタム ページは Viewer ページによってロードされるため、カスタム ページの相対 URL は Viewer フォルダから開始し、1 レベル上に移動して www フォルダに達します。たとえば、www/samplesphp/index.php に配置されているカスタム ページは、Web レイアウト内で次の相対 URL を使用します。
../samplesphp/index.php

同じ方法で、ツールバーや状況依存メニューにカスタム コマンドを追加することもできます。

ただし、このガイドのほとんどの例では、このページが、タスク ペインのフレームにロードされたホーム ページからリンクされます。

注:

『開発者用ガイド』のサンプルに付属のパッケージをインストールすると、Webレイアウトが自動的に作成されます。 このレイアウトのホーム タスク ページには、『開発者用ガイド』の章に対応する例へのリンクが含まれます。