Maya プラグインのインストール
以下の手順は、Linux、Windows、Mac OS X プラットフォームのすべてに共通です。
- プラグイン ディレクトリで、plug-ins、scripts、およびiconsの 3 つのフォルダを作成します。
プラグイン ファイルを /plug-ins に置きます。
プラグインにスクリプトが含まれている場合は、スクリプト ファイルを /scripts フォルダに置きます。
プラグインにアイコンが含まれている場合は、アイコン ファイルを /icons フォルダに置きます。
重要:Maya のインストールが失敗する場合があるので、プラグイン ファイルを Maya のインストール ディレクトリにコピーすることはお勧めしません。
- 次の環境変数を Maya.env というファイルに定義します。
- MAYA_PLUG_IN_PATH - プラグインを検索するディレクトリこれを /plug-ins フォルダに設定します。
- MAYA_SCRIPT_PATH - MEL および Python スクリプトを検索するディレクトリこれを /scripts フォルダに設定します。
- XBMLANGPATH - アイコンを検索するディレクトリこれを /icons フォルダに設定します。
ヒント:プラグイン ディレクトリは任意のパスに置くことができます (Maya インストール ディレクトリを除く)。この場合、plug-ins、scripts、および icons フォルダがそれぞれの環境変数によって正しく参照されている必要があります。
Maya.env ファイルが各プラットフォームのどの場所に保存されるかなどの詳細については、「Maya.env を使用して環境変数を設定する」を参照してください。 Maya.env を使用すると、単にファイルをコピーするだけで別のシステムに同じランタイム環境をセットアップすることができます。 コマンド ラインからこれらの変数の明示的な値を設定し、Maya.env で与えられた値の先頭に付加することもできます。
- Maya で、を選択し、を開きます。 プラグインがリストに表示されます。を選択してプラグインをロードします。
ヒント:
プラグインのファイルを指すように環境変数を設定する代りに、plug-in/scripts/icons のそれぞれのファイルをMaya が既定で指すディレクトリにコピーすることができます。
どのファイルが自動的に追加されるのかを知る最も簡単な方法は、Maya のの内部から getenv コマンドを使用することです。 たとえば、次のようになります。
3 番目のオプションとして、のボタンをクリックしてプラグインにナビゲートすることもできます。
注:
環境変数 MAYA_APP_DIR を使用すると、Maya.env ファイルを検索できるようになります。この変数を設定しない場合、Maya はこのディレクトリ内を検索します。
- (Linux) $HOME/maya
- (Mac OS X) $HOME/Library/Preferences/Autodesk/maya
- (Windows) ¥Users¥<username>¥Documents¥maya
複数のバージョンの Maya をシステムにインストールしている場合は、MAYA_APP_DIR 環境変数が指すディレクトリのバージョン管理されたサブディレクトリかこのディレクトリのバージョン管理されたサブディレクトリに Maya.env ファイルを配置できます。
- (Linux) $HOME/maya
- (Mac OS X) $HOME/Library/Preferences/Autodesk/maya
- (Windows) ¥Users¥<username>¥Documents¥maya
たとえば MAYA_APP_DIR を /usr/mydir に設定した場合は、Maya.env ファイルを /usr/mydir/201x フォルダに作成することができ、Maya の 201x バージョンを実行するときにこのファイルが使用されます(たとえば Maya 2016 の場合は /usr/mydir/2016 ディレクトリ)。MAYA_APP_DIR を設定しない場合は、201x バージョンの Maya.env ファイルを次の場所に置くことができます。
- (Linux)$HOME/maya/201x
- (Mac OS X)$HOME/Library/Preferences/Autodesk/maya/201x
- (Windows) ¥Users¥<ユーザ名>¥Documents¥maya¥201x
関連項目
プラグインの構築についての詳細は、次を参照してください。
Maya プラグインおよびモジュールの配布についての詳細は、次を参照してください。