微調整と内部アトリビュート

入力ジオメトリを供給する別のノードなど、入力ヒストリがあるシェイプでは、頂点位置に適用するオフセット(微調整)を保存する方法が必要です。入力ジオメトリが変わるたびに、シェイプは再計算する必要があります。別のアトリビュートに微調整を保存すると、入力頂点位置に微調整を追加し、出力ジオメトリを形成できます。

入力ヒストリがない場合、別のアトリビュートに微調整を保存する必要はありません。その代わりに、頂点移動を出力サーフェスに直接適用できます。

MFnAttribute::setInternal を使用してアトリビュートを internal としてマークすると、setAttr と getAttr の動作をオーバーライドし、入力ヒストリがあるかどうかによって異なる方法で微調整に対処できます。

注:

内部アトリビュートを使用するかどうかは、ユーザが判断します。これはユーザの仕様の問題であり、内部アトリビュートの使用が、微調整を処理する唯一の方法ではありません。

入力ヒストリがあるということは、別のノードがシェイプに入力データを提供しているということです。クリエータ ノードはディペンデンシー ノードで、特定タイプのシェイプ データを作成します。一般的にシェイプには 1 つ以上のクリエータ ノードがあります。たとえばポリゴン シェイプには、球体データと立方体データを生成するクリエータ ノードが含まれることがあります。クリエータ ノードの例については、apiMeshShape サンプル プラグインの 「apiMeshCreator」を参照してください。