connectControl

ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

connectControl [-fileName] [-index uint] [-preventContextualMenu boolean] [-preventOverride boolean] string attribute...

connectControl は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

このコマンドは、コントロールと(最初に指定した)アトリビュートの双方向接続を設定します。この最初のアトリビュートが変更された場合、コントロールの値も一致するよう適切に更新されます。

まとめ:コントロールを変更すると、すべての接続したアトリビュートも変更されます。コントロールにアタッチされた最初のアトリビュートを変更すると、そのコントロールは変更されます。

注: connectControl コマンドの発行時にアトリビュートが存在しなければ、双方接続は確立されません。その後、そのコントロールを使用した時点で接続が確立されます。

connectControl を radioCollections と optionMenus と共に効果的に使用するには、radioButton と menuItem ごとに 1 つのデータをアタッチする必要があります。このデータ(整数)は、radioButton コマンドや menuItem コマンドで data フラグを使用してアタッチできますこのボタン/項目が選択されると、アトリビュートはそのデータの値に設定されます。アトリビュートが変更された場合、その集合(あるいは optionMenu)は、新規のアトリビュート値と一致する項目に切り替わります。一致する項目がない場合は、変更されないままとなります。

接続機能(とその他の機能)が組み込まれた特別なコントロールがいくつかあります。attrFieldSliderGrp、attrFieldGrp と attrColorSliderGrp を参照してください。これらのクラスは、connectControl より簡単に使用することができます。

戻り値

なし

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
-fileName(-fi)
このフラグによって、接続はファイル名として扱われ、内部から外部へのファイル名表示の変換は、データがコピーされる際に行われます。これは Tfield コントロールへの接続のみにあてはまります。
-index(-in)	uint
このフラグで、多数の異なるコントロールを含むグループから、サブコントロールを見つけることができます。たとえば、floatFieldGrp の 1 つのフィールドを接続することができます。この場合、存在する可能性のあるテキスト ラベルを含む、グループのひとつひとつのメンバーを数に入れなければなりません。たとえば、ラベルの付いたチェック ボックスのグループがあるとすると、そのラベルはインデックス 1、そして最初のチェック ボックスはインデックス 2 と数えられます(インデックスは 1 ベースです)。
-preventContextualMenu(-pcm)	boolean
true の場合、このフラグは関連付けられたコントロール アトリビュートにおけるマウスの右ボタン メニューをブロックします。
-preventOverride(-po)	boolean
true の場合、このフラグはコントロールにおけるマウスの右ボタン メニューを使用したコントロールのアトリビュートのオーバーライドを無効にします。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

{
    string $sphereNames[] = `sphere`;
    string $sphereName = $sphereNames[0];
    string $window = `window`;
    columnLayout;
    text -l "X Value:";
    floatField xx;
    connectControl xx ($sphereName+".tx");
    text -l "Visibility";
    checkBox vis;
    connectControl vis ($sphereName+".visibility");
    floatFieldGrp -l "Rotation:" -numberOfFields 3 rot;
    // index 1 would be the text label
    connectControl -index 2 rot ($sphereName+".rx");
    connectControl -index 3 rot ($sphereName+".ry");
    connectControl -index 4 rot ($sphereName+".rz");
    showWindow $window;
}

// Connecting two attributes to a single control
{
    window;
    columnLayout;
    floatSlider slider;
    showWindow;

    polySphere;
    polyCube;
    move 0 2 0;
    connectControl slider pCube1.tx pSphere1.tx;
}