ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

defaultNavigation [-connectToExisting] [-createNew] [-defaultAttribute] [-defaultTraversal] [-defaultWorkingNode] [-delete] [-destination name] [-force boolean] [-ignore] [-navigatorDecisionString string] [-quiet boolean] [-relatedNodes] [-source name] [-unignore]

defaultNavigation は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

defaultNavigation コマンドは、ノード間の接続を作成または操作するとき、あるいはこの接続を介してノード間を移動するときの、既定の動作を定義します。このコマンドは、主にアトリビュート エディタ(Attribute Editor)で使用されます。

戻り値

stringまたは、文字配列

フラグ

connectToExisting, createNew, defaultAttribute, defaultTraversal, defaultWorkingNode, delete, destination, force, ignore, navigatorDecisionString, quiet, relatedNodes, source, unignore
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-connectToExisting(-ce) create
接続先のアトリビュート(node.attribute または単なるノード)を既存の接続元に接続します。接続元が指定されていれば(node.attribute またはノードとして)、このコマンドは即座に処理されます。接続元が指定されていない場合、指定するよう求められます。接続元が指定したら、接続してユーザが何を行いたいかについて、接続元のタイプと接続先のタイプに基づいて、最適な推測が行われます。このコマンドは、ノードやアトリビュートを最適な推測に基づいて接続します。対象は destination フラグ、ソースは source フラグを使用して指定します。
-createNew(-cn) create
新しいノードを作成し、destination フラグを使用して指定した node.attribute に接続ます。
-defaultAttribute(-da) create
接続元(アトリビュート)と接続先(ノード)フラグを指定し、connectNodeToNode を接続するアトリビュート名を返します。文字列を返します。
-defaultTraversal(-dtv) create
指定した接続先の node.attribute からの移動に最も重要なノード名を返します。対象は、destination フラグを使用して指定します。文字列を返します。
-defaultWorkingNode(-dwn) create
接続先ノードのアトリビュートに関連があれば、ユーザが最も必要とするノード名を返します。対象は、destination フラグを使用して指定します。文字列を返します。
-delete(-del) create
destination フラグで指定した node.attribute に流れ込む接続を持つノードを削除します。
-destination(-d) name create
createNew または connectToExisting の既存の対象アトリビュートを指定します。
-force(-f) boolean create
true に設定されていれば、すでに接続元がある接続先アトリビュートに接続元アトリビュートを接続しようと試みられるため、既存の接続元の接続が解除され、新しい接続元が接続されます。既定は true です。
-ignore(-i) create
destination フラグで指定した node.attribute に流れ込む接続を無視します。
-navigatorDecisionString(-nds) string create
ここで、実行する動作を決定するために役立つ文字列をナビゲータに渡します。
-quiet(-qt) boolean create
true に設定されていれば、どんな場合でも詳細は表示されません。既定は false です。
-relatedNodes(-ren) create
コンセプトにおいて接続先で指定した node.attribute に関連するノードをリストします。関連するノードに直接または間接的に送信先に接続されたノードが含まれる場合もあります。対象は、destination フラグを使用して指定します。文字配列を返します。
-source(-s) name create
connectToExisting の既存のソース アトリビュートを指定します。
-unignore(-u) create
destination フラグで指定した node.attribute に流れ込む接続を無視しないようにします。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Create a poly plane
polyPlane -w 10 -h 10 -sx 10 -sy 10 -n pPlane1;

// This will open the Create Render Node window from which you can select a node that you want to connect to the existing lambert1.color attribute
defaultNavigation -createNew -destination lambert1.color;

// Select the Checker Node, you will find "checker1.outColor" is connected to "lambert1.color"

// Break the connection between "checker1.outColor" and "lambert1.color" you have just established
disconnectAttr checker1.outColor lambert1.color;

// Connect "checker1" to "lambert1". Only node is specified here, but the command will make a best guess.
// So "checker1.outColor" and "lambert1.color" are connected
defaultNavigation -connectToExisting -source checker1 -destination lambert1;