ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. Python 例.

概要

error([noContext=boolean], [showLineNumber=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

error は、取り消し不可能照会不可能、および編集不可能です。

error コマンドは、ユーザが自分で記述したスクリプトからエラー メッセージを出力し、ランタイム エラーが発生した場合の実行を制御できるように用意されています。

文字列引数は、// で囲まれたエラー メッセージを前につけた後、コマンド ウィンドウに表示されます(またはバッチ モードで実行した場合、stdout)。

error コマンドは、実行してエラーを出力して終了します。error はコール チェーンを通して伝播するため、error を使用することは例外を引き起こすことと同じです。catch を使用してコール側からのエラーを処理することができます。実行を終了したくない場合、代わりに warning コマンドを使用するとよいでしょう。

戻り値

なし

キーワード

debug, information, echo

関連

warning

フラグ

noContext, showLineNumber
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
noContext(n) boolean create
エラーメッセージにコンテキスト情報を含めません。
showLineNumber(sl) boolean create
廃止されました。Maya の次バージョンでは削除予定です。代わりに、行番号を表示できるようにするチェックボックスをスクリプト エディタで使用します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

import maya.cmds as cmds
def lightError():
    l = cmds.ls( lights=True )
    if len(l) == 0:
        cmds.error( "No Lights" )
lightError()
# The above will produce the following output and raise a RuntimeError
# exception from the script containing it:
#
#   # Error: No Lights #
#
# If the option to display line numbers or the stack trace is turned on
# the following output will be produced and the same exception raised:
#
#   # Error: line 13 of 'lightError' in '<maya console'>: No Lights #
#