ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

fileDialog([application=boolean], [defaultFileName=string], [directoryMask=string], [mode=int], [title=string])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

fileDialog は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

fileBrowserDialog および fileDialog コマンドは非推奨になりました。両コマンドをコールすることはできますが、代わりに fileDialog2 コマンドを使用することをお勧めします。下位互換を保つため、fileBrowserDialog コマンドと fileDialog コマンドはどちらも、パスされたフラグ/値を fileDialog2 コマンドが使用し、内部コマンドをコールする適切なフラグ/値に変換します。この互換性を将来バージョンでも維持できるかどうかは保証されないため、新しいスクリプトは fileDialog2 コマンドを使って書く必要があります。

fileDialog2 を使ってスクリプトを変更する方法については、下記を参照してください。

戻り値

string

関連

fileBrowserDialog

フラグ

application, defaultFileName, directoryMask, mode, title
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
application(app) boolean create
これは「Mac」専用のフラグです。このフラグにより、アプリケーション バンドルのみを選択するダイアログが表示されます。
defaultFileName(dfn) string create
既定のファイル名を設定します。このフラグは「書き込み」モードでのみ有効です。
directoryMask(dm) string create
これを使用して、ダイアログに表示するディレクトリとファイル名を指定することができます。指定しない場合、現在のディレクトリが使用され、すべてのファイルが表示されます。文字列にはパス名が含まれている場合がありますが、ワイルドカードのファイル識別子(「*.cc」または「/usr/u/*」など)を含める必要があります。パスだけが指定されている場合、パスの最後のディレクトリがファイル識別子とみなされ、目的の結果が得られなくなります。
mode(m) int create
ファイル ダイアログを実行するモードを定義します。
  • 0: 読み取り
  • 1: 書き込み
書き込みモードは -application フラグとは一緒に使用できません。
title(t) string create
タイトル テキストを設定します。「書き込み」モードでの既定値は「名前を付けて保存」です。「読み取り」モードでの既定値は「開く」です。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Old way:
cmds.fileDialog()
cmds.fileDialog( directoryMask='/usr/u/bozo/myFiles/*.ma' )
cmds.fileDialog( dm='*.cc' )

# Recommended way:
cmds.fileDialog2(startingDirectory ="/usr/u/bozo/myFiles/", fileFilter="Maya Ascii (*.ma)")