ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

selectMode([component=boolean], [hierarchical=boolean], [leaf=boolean], [object=boolean], [preset=boolean], [root=boolean], [template=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

selectMode は、取り消し可能、照会可能、および編集不可能です。

selectMode コマンドは、セレクション モードを変更するために使用します。オブジェクト、コンポーネント、ルート、リーフ、テンプレートの各モードは同時に選択できません。

戻り値

boolean照会操作の場合

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

select, selectKey, selectPref, selectPriority, selectType, selectedNodes

フラグ

component, hierarchical, leaf, object, preset, root, template
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
component(co) boolean createquery
コンポーネントの選択をオンに設定します。コンポーネント セレクション モードに設定すると、コンポーネント セレクション マスクに基づいてフィルタによる選択を行えるようになります。コンポーネント セレクション マスクは、選択可能なコンポーネントを示す、オブジェクト関連のセレクション マスクのセットです。
hierarchical(h) boolean createquery
階層の選択をオンに設定します。階層の選択には、ルート、リーフ、テンプレートの 3 つのタイプがあります。ルート、リーフ、あるいはテンプレートの各モードに設定すると、階層モードが設定されます。階層モードに設定すると、ルート、リーフ、またはテンプレートのうち前回オンになっていたモードが設定されます。
leaf(l) boolean createquery
リーフ セレクション モードをオンに設定します。リーフ セレクション モードに設定すると、リーフ レベルのオブジェクトを選択できます。これはオブジェクト セレクション モードと似ていますが、オブジェクト セレクション マスクは無視されます。
object(o) boolean createquery
オブジェクトの選択をオンに設定します。オブジェクト セレクション モードに設定すると、オブジェクト セレクション マスクに基づいてフィルタによる選択を行えるようになります。オブジェクト セレクション マスクは、選択可能なオブジェクトを示す、オブジェクト関連のセレクション マスクのセットです。マスクは「selectType」コマンドによって制御されます。オブジェクト セレクション モードでは、リーフ レベルのオブジェクトが選択されます。
preset(p) boolean createquery
オブジェクトかコンポーネントかに関係なく、マスク セットを持つすべてのものを選択できるようにします。
root(r) boolean createquery
ルート セレクション モードをオンに設定します。ルート セレクション モードに設定すると、いずれかの子孫を選択することによって階層のルートを選択できるようになります。オブジェクト セレクション マスクは無視されます。
template(t) boolean createquery
テンプレート セレクション モードをオンに設定します。このモードでは、テンプレート化オブジェクトを選択できます。階層のルートに最も近いテンプレート付きオブジェクトが選択されます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.selectMode( object=True )
cmds.selectMode( q=True, component=True )