法線コンストレイントのモーション ヒストリ依存現象を制御する

特定の状況において、コンストレイント対象オブジェクトがモーション ヒストリ依存現象になることがあります。詳細については、モーション ヒストリ依存現象を参照してください。

エイム ベクトルとアップ ベクトルが同じ方向を向かないようにすることによって、モーション ヒストリ依存現象を制御することができます。エイム ベクトルとアップ ベクトルが同じ方向を向いている場合は、アップ ベクトルの方向を変更するのがモーション ヒストリ依存現象を防ぐ最良の方法です。エイム ベクトルを変更しても防ぐことができますが、オブジェクトが特定の方向を向くようにエイム ベクトルを選択することもできます。

さらに、法線コンストレイントのワールド アップ タイプ(World Up Type)なし(None)に設定されている場合は、コンストレイント対象オブジェクトがモーション ヒストリ依存現象になる可能性があります。

アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、法線コンストレイントのアップ ベクトルまたはエイム ベクトルの方向を変更するには

  1. 法線コンストレイント アトリビュートを編集するを参照して、エイム ベクトル(Aim Vector)アトリビュートとアップ ベクトル(Up Vector)アトリビュートを確認してください。これらが同じである場合は、どちらか一方を編集して、両方とも同じ方向を向かないようにしてください。

アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、法線コンストレイントのワールド アップ タイプ(World Up Type)アトリビュートを変更するには

  1. 法線コンストレイント アトリビュートを編集するを参照して、ワールド アップ タイプ(World Up Type)アトリビュートを確認してください。なし(None)に設定されている場合は、コンストレイント対象オブジェクトがモーション ヒストリ依存現象を起こす可能性があります。