シャドウのレンダーを高速化するには
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次のいずれかを実行します。
- Maya ソフトウェアと mental ray for Maya の場合、レイ トレース シャドウの代わりに、深度マップ シャドウを使用します。
- シャドウを投影する必要のないサーフェスについては、シャドウの投影(Casts Shadows)をオフに設定します。
深度マップ シャドウのレンダーを高速化するには
- 次のいずれかを実行します。
- 解像度(Resolution)に、許容可能なレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します(スポット ライトのシャドウを投影する場合は、まず円錐角度(Cone Angle)に、許容レベルの結果が得られる、できる限り小さな値に設定します)。
- 自動焦点の使用 (Use Auto Focus) をオンにします(または、焦点(Focus) に、許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します。焦点(Focus)、焦点幅(Width Focus)を確認してください)。そして解像度(Resolution)に、許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します。
- Maya ソフトウェア レンダリングで、ライトのフィルタ サイズ(Filter Size)に、許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します。フィルタ サイズ(Filter Size)の値は、通常は 2 以上で十分です。mental ray for Maya の場合、ライトのシャドウ マップ オーバーライド(Shadow Map Overrides)セクションで解像度(Resolution)、サンプル(Samples)、柔らかさ(Softness)の設定を調整します。
Maya ソフトウェア レンダリングの場合:
- フォグ シャドウ サンプル(Fog Shadow Samples)に許容できる最低値を設定します。
- Maya ソフトウェア レンダリングの場合、ディスク ベース深度マップ(Disk Based Dmaps)を既存の深度マップの再使用(Reuse Existing Dmap(s))に設定します。
- ポイント ライトが正または負の X、Y、Z 方向に シャドウを生成する必要がなければ、深度マップ シャドウ アトリビュート(Depth Map Shadow Attributes)セクションの該当するアトリビュート、つまり X+ マップの使用(Use X+ Map)、X- マップの使用(Use X- Map)、Y+ マップの使用(Use Y+ Map)、Y- マップの使用(Use Y- Map)、Z+ マップの使用(Use Z+ Map)、または Z- マップの使用(Use Z- Map)をオフにします。
- シーンに NURBS サーフェスがある場合は、レンダー設定(Render Settings): Maya ソフトウェア(Maya Software)タブのメモリおよびパフォーマンス オプション(Memory and Performance Options)セクションで、テッセレーションの再使用(Reuse Tessellations)がオン(既定の設定)になっていることを確認します。
レイ トレース シャドウ レンダーをより高速化するには(Maya ソフトウェア レンダリングと Maya ハードウェア レンダリングの場合)
- 次のいずれかを実行します。
- ライトの半径(Light Radius) (ディレクショナル ライトではライトの角度(Light Angle))が 0 より大きい場合は、シャドウ レイ(Shadow Rays)を許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値に設定します。詳細については、シャドウの半径(Shadow Radius)、ライトの半径(Light Radius)、ライトの角度(Light Angle)を参照してください。
- レイ深度の最大値(Ray Depth Limit)に許容できる最低値を設定します。