ワークスペース マニピュレータを使用して nParticle エミッタ アトリビュートを編集する

ワークスペース内でマニピュレータを使用すると、エミッタの次のアトリビュートを編集できます。

マニピュレータは、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で値を入力する代わりに、インタラクティブに編集することができます。

アトリビュートでマニピュレータを使用するには

  1. エミッタを選択します。
  2. 一般(General)シェルフからマニピュレータの表示ツール(Show Manipulator Tool) を選択します。

    エミッタ オブジェクトの横に黄色のアトリビュート マニピュレータが表示されます。ドリーしてマニピュレータに近づくと、表示が鮮明になります。アトリビュート マニピュレータの最初の制御項目はレート(Rate)設定です。アトリビュート トグルがエミッタの近くに表示されます。アトリビュート トグルで、操作対象のアトリビュートを切り替えます。

  3. レート(Rate)の横にあるドットをドラッグして値を変更します。
  4. アトリビュート トグルをクリックして別のアトリビュートを表示します。

    アトリビュート トグルをクリックするごとに、別のアトリビュート マニピュレータが表示されます。マニピュレータはアイコン(多くの場合、ドット)で示され、ドラッグすることによって値を変更することができます。マニピュレータのカラーおよびアトリビュート トグルによって、状態がアクティブであるかどうかが分かります。黄色はアクティブ状態を、青は非アクティブ状態を表します。マニピュレータの詳細については、「マニピュレータ アイコンを使用する」を参照してください。

    アトリビュート トグルを何回かクリックすると、アトリビュート名が表示されずにすべてのマニピュレータ アイコンが表示されたモードに切り替わります。このモードでアイコンをクリックすると、その横にアトリビュート名が表示されます。この状態でアトリビュートを操作できるようになります。もう一度アトリビュートをクリックすると、サイクルの最初に表示されたマニピュレータ、すなわちレート(Rate) アトリビュートが表示されます。

マニピュレータ アイコンを使用する

ほとんどのアトリビュート マニピュレータは同じように機能します。アイコンをエミッタ アイコンから遠くの位置へドラッグすると、値は大きくなります。アイコンをエミッタ アイコンに近い位置にドラッグすると、値は小さくなります。これと異なる操作が必要なアトリビュート マニピュレータについては、以降のセクションで説明します。

注: 場合によってはアトリビュートを表すラインが相対値を示すこともあります。たとえば、レート(Rate)値を 100 を超える値にドラッグすると、ラインは再び固定位置に戻ります。これは、ワークスペース内でマニピュレータの表示を維持したまま必要に応じて大きな値をドラッグできるようにするための動作です。最大距離(Max Distance)のように、正確な寸法を表すラインおよびカーブもあります。

最大距離(Max Distance)および最小距離(Min Distance)のドットは、放出の範囲を表すことにも注意してください。この 2 つのドットは元々重ね合わされています。ドットの可視を判別できるようにするには、一方のドットをドラッグして離します。

方向 X、Y、Z

青いボックスの内側をクリックします。移動(Move)ツールと同じ形のマニピュレータが表示されます。中心部分を任意の方向へドラッグするか、移動マニピュレータを使用していずれかの矢印をドラッグします。このマニピュレータは、ディレクショナル ポイント エミッタの場合にのみ表示されます。

スプレッド

放出方向に対してほぼ垂直にドット アイコンをドラッグします。これによって、スプレッド角度を表す円錐が表示されます。ドットをドラッグする場合、ドラッグ可能な方向を示すラインがワークスペースに表示されます。