カメラのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を使用してオブジェクトからカメラまでの計算された距離を表示し、その値をカメラの合焦距離(Focus Distance)に適用して、被写界深度(Depth of Field)エフェクトを実現することができます。
被写界深度の詳細については、焦点およびブラーを参照してください。
注:
- 広い被写界深度(ピントが合っている対象物の前方、または後方にある大きな領域)を持つイメージを作成するには、16、22、32 など F ストップ(F Stop)の値を大きくします。狭い被写界深度(ピントが合っている対象物の前方、または後方にある小さな領域)を作成するには、2.8、4、5.6 など F ストップの値を小さくします。F ストップの詳細については、F ストップ(口径)とシャッター スピード/アングルを参照してください。
- F ストップとフォーカス領域のスケール(Focus Region Scale)の値によっては、オブジェクトの一部でピントが合わないことがあります。
オブジェクトの中心が確実に被写界深度の焦点に合うようにするには
- ビューのオブジェクトを選択します。
- ヘッドアップ ディスプレイ(Heads Up Display)メニューで、オブジェクトの詳細(Object Details)がオンになっていることを確認します。オブジェクトの詳細(Object Details)は既定でオンになっています。カメラからの距離(Distance From Camera)の値に注意してください。
- カメラからの距離(Distance from Camera)の値を、現在のカメラの被写界深度(Depth of Field)セクションの合焦距離(Focus Distance)値として使用します。
複数のオブジェクトを選択している場合、カメラからの距離の計算には、そのバウンディング ボックスの中心が使用されます。