半分開いたドアから差し込む光のエフェクトを作成するときは、バーン ドアを適用します。バーン ドア(Barn Doors)はスポット ライトのビームに適用されるシャッタです。既定では、バーン ドア(Barn Doors)はオフになっていますので、オンにしてから、差し込む光を調節します。
バーン ドア(Barn Doors)を使用するには
- マニピュレータが表示されているスポット ライトを選択し、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)でバーン ドア(Barn Doors)をオンにします。
- スポット ライトのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)のライト エフェクト(Light Effects)セクションで、バーン ドア(Barn Doors)をオンにします。
- ビューのパネル(Panels)メニューから選択項目から見る(Look Through Selected)を選択し、選択されたライトを通して見ます (バーン ドア(Barn Doors)マニピュレータは、ライトのビューでのみ可視にされます)。
4 本の青いラインが表示されます。このラインはスポット ライトの四角形の境界を表しています。青いライン境界線の外側の領域にはライトは届きません。
- 移動ツール(Move Tool)を使ってこれらの 4 本のラインをそれぞれ直接操作し、境界をずらすことができます (または、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で正確な数値を入力することもできます)。
アトリビュートは、スポット ライトから青いラインの境界までの角度が度単位で計測されます。たとえば、80° のスポット ライトの場合、境界のラインがちょうどスポット ライトの境界にあるとすれば、4 本の青のライン境界の値は 40 になります。
バーン ドア(Barn Doors)の設定を使用すると、lightShape のサンプルがアトリビュート エディタ(Attribute Editor)の上部で変化します。
- 周縁部の角度(Penumbra Angle)の値を微調整すると、2 番目の円が表示されます。アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で値を変更するか、インデックス マニピュレータ(Index Manipulator)のアイコンをクリックしてマニピュレータを使用し、次にパネル > 選択項目から見る(Panels > Look Through Selected)を選択して円を確認します。
2 つの円の間の領域が柔らかく照らされます。
- 周縁部の角度(Penumbra Angle)の値が 0 (既定値)、バーン ドア(Barn Doors)がオンに設定されていると、ライトのエッジが非常にくっきりします。周縁部の角度の値をゼロ以外にすると、バーン ドア エフェクトによってシーンの明暗が目立たなくなります。
また、スポット ライトのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)の最上部にあるライト シェイプ(Light Shape)と強度サンプル(Intensity Sample)を見て、照らし具合を確認することもできます。これらは、スポット ライトの値を変更すると変化します。
- 現在のビューに戻るには、パネル(Panel)メニューからそのビューを選択します。