ドープシート(Dope Sheet)のカスタム キー カラーを作成する

MEL を使用してドープシート(Dope Sheet)キーのカスタム キー カラーを作成できます。作成する各カラーのシェードと値を設定し、カラーを適用するキーの状態を指定できます。

たとえば、中間の青のカスタム キー カラーを作成し、選択したキーにその青の高い値を適用し、非選択のキーに低い値を適用するよう指定できます。

MEL を使用してドープシート(Dope Sheet)内のキーのカラーを変更するには

  1. スクリプト エディタ(Script Editor)またはコマンド ラインで select を使用して、カスタム キー カラーを作成するアニメーション チャネルを選択します。例:
    select pSphere1_translateX;
    
  2. addAttr を使用して、選択したチャネルにドープシート(Dope Sheet)カスタム カラー アトリビュートを追加します。例:
    addAttr -ln dopeSheetColorScheme -at compound -nc 3; addAttr -ln keyframeActive -dt float3 -m -p dopeSheetColorScheme; addAttr -ln keyframeInactive -dt float3 -m -p dopeSheetColorScheme; addAttr -ln colorPriority -at short -p dopeSheetColorScheme;
    
  3. setAttr を使用して、カスタム キー カラーの高い値と低い値を設定し、カラーを適用するキーの状態を指定します。

    [0] を使用して低いカラー値を設定し、[1] を使用して高いカラー値を設定します。また、keyframeActive を使用して選択されているキーだけにカスタム カラーを適用することを指定するか、または keyframeInactive を使用して非選択のキーだけにカスタム カラーを適用することを指定します。例:

    setAttr pSphere1_translateX.dopeSheetColorScheme.keyframeActive[0] -type float3 0.5 0 0; setAttr pSphere1_translateX.dopeSheetColorScheme.keyframeActive[1] -type float3 1 0 0; setAttr pSphere1_translateX.dopeSheetColorScheme.keyframeInactive[0] -type float3 0 0 0.5; setAttr pSphere1_translateX.dopeSheetColorScheme.keyframeInactive[1] -type float3 0 0 1;
    
  4. (任意) colorPriority を使用して、選択したチャネルのカスタム キー カラーのカラー優先順位を設定します。例:
    setAttr pSphere1_translateX.dopeSheetColorScheme.colorPriority 0;
    

    colorPriority は、親チャネル(pSphere1 など)によって継承される子チャネルのカスタム カラー(pSphere1_translateX または pSphere1_rotateY など)を決定します。

    注:

    概要(Summary)オブジェクトには、作成したカスタム キー カラーは表示されません。代わりに、優先チャネルにカラー情報が表示されるだけです。