小枝(Twigs)ブラシ設定

これらのオプションは、ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)ウィンドウのチューブ(Tubes) > 成長(Growth)セクション、および任意のブラシ ノードのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)のサブセットとして表示されます。

クラスタ内の小枝数(Twigs In Cluster)

個々の小枝は、大枝またはチューブ上の特定の位置を中心とする放射状のクラスタ内に作成されます。このアトリビュートでは、各クラスタ内の小枝の数を指定します。

小枝のクラスタの数(Num Twig Clusters)

小枝の開始点(Twig Start)で指定される位置と大枝またはチューブの末端との間に作成される、放射状の小枝のクラスタ数を指定します。

小枝のドロップアウト(Twig Dropout)

より自然な外観を実現するために、ランダムに剪定される小枝の比率を指定します。小枝のドロップアウト(Twig Dropout)が 0 である場合は、クラスタ内の小枝数で指定された数の小枝が各クラスタ内でそのまま作成されます。小枝のドロップアウト(Twig Dropout)が 1 である場合は、すべての小枝が剪定されます。

小枝の長さ(Twig Length)

小枝の長さを指定します。

小枝のベースの幅(Twig Base Width)小枝の先端の幅(Twig Tip Width)

小枝の付け根の幅と先端部の幅を指定します。小枝の中間部分の幅は、これら 2 つの値の間でリニアに変化します。

これらのアトリビュートで指定する値は、小枝が生える元の大枝の幅に対する係数です。たとえば、小枝のベースの幅(Twig Base Width)を 0.8 に設定すると、小枝の付け根の幅が分岐元である大枝の幅の 0.8 倍になります。

小枝の開始点(Twig Start)

チューブ上で小枝が最初に現れる位置を指定します。たとえば、小枝の開始点(Twig Start)を 0.5 に設定すると、セグメント単位で測ってチューブの中間の位置に小枝が現れます。このアトリビュート値を小さくすると、小枝の開始位置がチューブの付け根の方に移動します。

小枝の角度 1 (Twig Angle 1)小枝の角度 2 (Twig Angle 2)

これらのアトリビュートでは、小枝クラスタと元の大枝がなす角度の範囲を設定します。作成された最初の(付け根に最も近い)小枝クラスタは小枝の角度 1 (Twig Angle 1)を使用し、作成された最後の(先端部に最も近い)小枝クラスタは小枝の角度 2 (Twig Angle 2)を使用します。小枝クラスタの角度は、これら 2 つのクラスタの間でリニアに変化します。

小枝のツイスト(Twig Twist)

元の大枝の回りで小枝クラスタをどの程度ねじるかを指定します。0 を指定すると、すべての小枝クラスタが大枝に沿って直線上に並びます。正または負の値を指定すると、元の大枝の上で回転した(ねじれた)位置に後続の小枝クラスタが配置されます。

小枝の固さ(Twig Stiffness)

乱気流や重力、ランダムな力および螺旋状の力などによって小枝が受ける影響を制御します。値 1 では、これらのブラシで効果はありません。既定値は 0.5 です。

小枝の後に大枝(Branch After Twigs)

このチェック ボックスをオンにすると、大枝から小枝を生やす代わりに、小枝から大枝を生やすことができます。小枝の後に大枝(Branch After Twigs)をオンにした場合、主幹に沿って小枝が均一に配置され、小枝の後に大枝が分岐します。大枝(Branches)アトリビュートで定義された分岐は、小枝の上で起こります。これは松をはじめとする多くの標準的な木のシェイプを定義する際に便利な設定です。主幹から何本もの大枝を分岐させることができます。また、小枝の幅のスケール(Twig Length Scale)を使用して樹木全体のプロファイルを調整することもできます。これは、小枝の開始ポイントから、主幹に沿って小枝と大枝の密度を制御します。短い小枝は、枝分かれとセグメントが少なくなるように調整されます。

小枝の幅のスケール(Twig Length Scale)

小枝の基本の長さは小枝の長さ(Twig Length)アトリビュートで定義されます。しかし、樹冠近くの小枝を根元寄りの小枝よりも短くするケースもあるでしょう。小枝の幅のスケール(Twig Length Scale) アトリビュートを使って小枝の長さ(Twig Length)をスケールすることができます。このアトリビュートを 1.0 に設定すると、小枝の長さはアトリビュート「小枝の長さ」と同じ値になり、0.5 をセットすると小枝の長さの半分の値になります。グラフの水平の次元は、小枝が分岐しているチューブの根元から先端までの位置に対応しています。