サブディビジョンプロキシメッシュのベストプラクティス

ほとんどの場合はプロキシメッシュだけを編集し、スムーズメッシュは編集しないでください。スムーズメッシュを編集すると、プロキシメッシュに加える変更がスムーズメッシュに対する編集と相互に作用し、異常なサーフェスシェイプを生成することがあります。
プロキシメッシュは、スムーズメッシュに対するコンストラクションヒストリ入力の一部です。プロキシメッシュに対する変更はすべて、スムーズメッシュに反映される可能性があります。代わりに、両方のメッシュを含むグループを回転させます。
プロキシメッシュとスムーズメッシュを一度に両方とも表示しながら、プロキシメッシュがスムーズメッシュの近くに来るように、プロキシメッシュを移動することができます。ただし、プロキシメッシュは回転させないでください。プロキシメッシュを回転させると、予期せぬ方法でスムーズサーフェスが変更されることがあります。
メッシュ > 結合(Mesh > Combine)とメッシュ > ブーリアン(Mesh > Booleans)操作は、プロキシメッシュで実行することはできません。この操作で、新しいサーフェスを作成し、プロキシメッシュとスムーズメッシュ間の接続を切断することができます。
これらの操作を使用する必要がある場合は、サブディビジョンプロキシ(Subdiv Proxy)を使用する前、またはプロキシが必要でなくなったときに使用してください。
プロキシメッシュとスムーズメッシュをアニメーションを通して接続しておくことで操作するコンポーネントの数が少なくなります。(レイヤエディタ(Layer Editor)でのスムーズメッシュレイヤの可視性をオフにした方がいいこともあるでしょう)。
高いサブディビジョンレベル(Subdivision Levels)アトリビュートは、Maya のパフォーマンスに影響を与えることがあります。モデリング中にサブディビジョンレベル(Subdivision Levels)を低くしておいて、レンダリング前に高くします。
ヒント: オブジェクトにこれを自動で実行するには、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウを開き、レンダーオプション(Render Options)を表示して、次のコマンドをプリレンダー MEL (Pre Render MEL)コードに追加します(ここで、X はオブジェクトのサブディビジョンプロキシノード番号、Y はサブディビジョンの最高値で、最大値は 4 です)。
```
setAttr polySmoothFaceX.divisions Y;
```
同じコマンドをポストレンダー MEL (Post Render MEL)コードに追加します。ただし、サブディビジョンの低い数として Y を指定します。

このプロキシメッシュはレンダリング可能です。プロキシメッシュをレンダリングイメージに表示したくない場合は、` ホットキーを使用して非表示にするか、サブディビジョンプロキシのレンダリング可能性(Subdiv Proxy Renderable)をオフにするか、削除するか、または非表示のレンダーレイヤに配置することができます。

サブディビジョン プロキシ メッシュのベスト プラクティス

関連項目

サブディビジョンプロキシメッシュのベストプラクティス