Maya は、ツールとアクションを区別します。たとえば、カーブ(Curves)およびのサーフェス(Surfaces)メニュー領域にある、多くの項目をアクションまたはツールとして使用することができます。
オプション(Options)ウィンドウの設定は、プリファレンス(Preferences)ウィンドウより優先されます。アクションとツールへの変更は、直ちに反映されます。
ツールに変換されたアクションを使用すると、そのツールに適切なオブジェクトおよびコンポーネントのセレクション マスクが設定されます。そのツールの使用終了後は、前のセレクション マスクに戻ります。
ツールとアクションを相互に切り替えできるように、ツールとアクションのオプション ウィンドウの一番上に編集(Edit)オプション メニューが用意されています。ただし、現在のところ、アクションからツールへの切り替えしかサポートされていません。そのため、ツール(バイレイル サーフェス ツール(Birail Surface Tool)など)がアクティブになっている間は、編集(Edit)オプション メニューが使用不能になります。
Maya 全体でアクションをツールに変更するには
ツールは、メイン メニューとオプション ウィンドウ内の項目名に追加されます。機能がツールかアクションかを問わず、オブジェクトまたはコンポーネントを選択する順序は維持されます。
アクション ベースの動作に戻すには、同じプリファレンス(Preferences)ウィンドウですべてアクションとして(Everything is an Action)を選択します。ツールは名前から削除されます。
混合(Mixed)をオンにすると、各オプション ボックスの設定で、そのメニュー項目をツールにするかアクションにするかを指定します。
単一のメニュー項目をアクションからツールに変換するには
オプション ウィンドウに編集(Edit)メニューが含まれていない、またはツール(As Tool)およびアクション(As Action)項目が低輝度表示の場合は、そのアクション(またはツール)は変換することができません。
アクションからツールに変更すると、そのツール用のオプション ウィンドウに 2 つの追加オプションが表示されます。
このオプションをオフにすると、ツールの使用終了後、Maya の焦点はそのツールに維持されます。そのツールを再度選択しなくても、それを繰り返して使用することができます。
このオプションをオンにすると、ツールが終了されます。次のメニュー項目には、ツールとして使用すると、完了時に終了(Exit Upon Completion)が既定のオプションとして含まれます。
他のすべてのツールには、ツールに変換されたアクションが含まれ、自動完了(Auto Completion)が既定値として使用されます。
このオプションをオンにすると、モデリング タスクを終了するために[Enter]または[Return]を押す必要がなくなります。必要なだけのオブジェクトまたはコンポーネントを選択するとすぐに、ツールのタスクが完了します。