ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)を使用する

ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)は、移動ツール(Move Tool)回転ツール(Rotate Tool)スケール ツール(Scale Tool)の機能を組み合わせたものです。また、この機能を使用して、シーン ビューで、直接、オブジェクトのスケールや回転を行うため、厳密に値を入力することができます。

ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)を表示するには、オブジェクトの選択前または後に、次の操作のいずれかを実行します。

オブジェクトの周りにユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator) インタフェースが表示されます。

回転の中心となる軸に応じて、回転矢印が色分けされています(x 軸は赤、y 軸は緑、z 軸は青です)。選択されている矢印は黄色になります。

注:

ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)は、頂点やフェースなどのコンポーネントでは使用できません。コンポーネントを操作するには、移動ツール(Move Tool)回転ツール(Rotate Tool)スケール ツール(Scale Tool)を使用してください。

軸に沿ってオブジェクトを移動するには

  1. 移動ハンドルの 1 つをドラッグします。

水色の数字が表示されます。これは、移動の開始地点からの距離を表しています。

軸に沿ってオブジェクトを正確に移動するには

  1. 移動矢印を選択します。

    数値を入力するためのテキスト ボックスが表示されます。

  2. 値を入力し、Enter キーを押します。

オブジェクトを自由に移動するには

  1. マニピュレータ矢印の中心点をドラッグします。

赤、黄、青のベクトル ラインと、水色の数字が表示されます。これは、移動の開始地点からの距離を表しています。

オブジェクトを自由に回転させるには

  1. 回転ハンドルをドラッグします。

オブジェクトを正確に回転させるには

  1. 回転矢印を選択します。

    数値を入力するためのテキスト ボックスが表示されます。

  2. 度単位で値を入力し、Enter キーを押します。
    注:

    作業単位の設定に関わらず、入力された値の単位は度になります。

オブジェクトを均等にスケールするには

  1. [Shift]を押しながら、バウンディング ボックスの頂点をドラッグします。

オブジェクトの各次元のサイズを表す数値が表示されます。

この方法では、オブジェクトは、バウンディング ボックスの反対側の角からスケールされます。バウンディング ボックスのセンターからスケールするには、[Ctrl]と[Shift]を押しながらドラッグします。

オブジェクトの 1 次元をスケールするには

  1. バウンディング ボックスの頂点をドラッグします。

オブジェクトの各次元のサイズを表す数値が表示されます。

この方法では、オブジェクトは、バウンディング ボックスの反対側の角からスケールされます。オブジェクトの 1 次元を、バウンディング ボックスのセンターからスケールするには、[Ctrl]を押しながらドラッグします。

オブジェクトを正確にスケールするには

  1. サイズの数値をクリックします。

    数値を入力するためのテキスト ボックスが表示されます。

  2. 値を入力し、Enter キーを押します。

オブジェクトの 1 次元を正確にスケールするには

  1. [Ctrl]を押しながら、サイズの数値をクリックします。

    数値を入力するためのテキスト ボックスが表示されます。

  2. 値を入力し、Enter キーを押します。