大気(Air)アトリビュートは bifrostAeroProperties アトリビュートにあります。
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密度(Density)
- 周囲の流体の体積あたりの質量(kg/m3)。既定値の 1.225 は、室温程度の海面でのおおよその大気密度に相当します。
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温度(Temperature)
- 周囲の流体の摂氏度(°C)です。規定値の 20 は華氏 68 度または室温程度です。
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煙のしきい値(Smoke Threshold)
- 煙チャネルのしきい値です。この値を下回ると、パーティクルがカリングされます。シミュレーション中は、存在するけれども、確認できるほど十分な量のガスは存在しない大きな領域となるように、空間全体にガスが拡散されます。しきい値を使用して、この領域が計算に含まれないようにし、シミュレーション時間とメモリ要件を減らすことができます。この値の設定が低すぎると、大きな体積全体の不要な計算が発生する可能性があります。一方、この値の設定が高すぎると、ガスの生成が極端に少なくなるか、または特に密度
スケール(Density Scale)が bifrostAeroMaterial シェーダで高い値に設定されている場合には目に見えるパーティクルが削除されて、「ポッピング」などのアーティファクトが生じる可能性があります。
- 煙の消失(Smoke Dissipation)
- 煙チャネルの消失をコントロールして、蒸発のような効果を再現します。値を 0.0 にすると、消失は発生しません。
煙チャネルは、その値が煙のしきい値(Smoke Threshold)を下回ると、パーティクルのカリングに使用されます。また、既定では、不透明度をコントロールする bifrostAeroMaterial シェーダによって使用されます。
- 速度のランダム化(Randomize Velocity)
- 速度に追加されるランダム度をコントロールします。乱気流を模倣し、詳細を追加して過度にスムーズなフローを分割する場合に使用できます。
- 風のマグニチュード
- ガスが風向と風速に近づく強さをコントロールします。この値の設定が高すぎると、シミュレーションの速度が風より速い場合、ガスを弱める可能性があります。
- 風 X (Wind X)、風 Y (Wind Y)
- 対応するワールド軸における風の速度です。これは、風の方向と速度の両方をコントロールします。