アセットをロックする

アセット内のノードの未パブリッシュ アトリビュートをロックして、その内容を変更できないようにすることができます。これは、不測の改ざんから重要なコンポーネントを保護する予防策として便利です。

アセットの未パブリッシュ アトリビュートをロックすると、次のことが実行できなくなります。

以下のことができます。

アセットがロックされても、パブリッシュ済みのアトリビュートとノードには影響がありません。したがって、未パブリッシュ アトリビュートをロックすると、内部ノードのアトリビュートを変更しながらアセットのインタフェースを簡単に使用できます。

注: アセットの未パブリッシュ アトリビュートをロックすると、サブアセットの未パブリッシュ アトリビュートも自動的にロックされます。

すべての未パブリッシュ アトリビュートをロックするには

  1. アセットまたはアセット内の任意のオブジェクトを選択します。
  2. 修正 > アセット > 未パブリッシュ アトリビュートをロック(Modify > Assets > Lock Unpublished Attributes)を選択します。

    アセット内のノードの未パブリッシュ アトリビュートがすべてロックされます。

すべての未パブリッシュ アトリビュートをロック解除するには

  1. アセットを選択します。
  2. 修正 > アセット > 未パブリッシュ アトリビュートをロック解除(Modify > Assets > Unlock Unpublished Attributes)を選択します。

    アセット内のノードの未パブリッシュ アトリビュートがすべてロック解除されます。

ロックとリファレンス

アセットが親ファイルから参照される場合、アセットの保存時に未パブリッシュ アトリビュートをすべてロックすることができます。これにより、親ファイルからすべての未パブリッシュ アトリビュートをロックできるため、作業ファイル(子ファイル)でロックする必要がなくなります。

注:

一般に、参照されているアセットのアトリビュートは親ファイルからロック/ロック解除することはできません。

リファレンスのために未パブリッシュ アトリビュートをロックするには

  1. ジオメトリを作成してアセットに配置します。
  2. アセットに適切なアトリビュートをパブリッシュします。

    親シーンで必要なアトリビュートは、すべてパブリッシュしてください。

  3. ファイル > シーンを別名で保存(File > Save Scene As) > を選択します。
  4. シーンを別名で保存オプション(Save Scene As Options) (リファレンス オプション(Referencing Options)セクション)で、パブリッシュ解除されたアセット(Asset unpublished)ロック(Lock)に設定します。
  5. ロック ファイル(Lock File)ロック(Lock)に設定することもできます。

    これにより、リファレンスの編集が親ファイルからこのファイルに保存されることがなくなります。

  6. ファイル > シーンを別名で保存(File > Save Scene As)を選択して、このファイルの名前を入力します。

    ファイルを保存すると、シーンのすべてのアセットの未パブリッシュ アトリビュートがすべてロックされます。これらのアトリビュートは親ファイルからロック解除できません。