特定のフレームにおいてパーティクル シェイプ(particle shape)のアトリビュートを初期状態アトリビュートとして保存した場合、アニメーションを巻き戻しても、パーティクルの存在時間は 0 に戻りません。
たとえば、アニメーションの再生中に徐々に消えてゆくような不透明度(opacity)アトリビュートを持つパーティクル グリッドを作成したと仮定します。この場合、パーティクル グリッドの不透明度がアニメーションの開始点として適していると思われるフレームで、アニメーションの再生を停止し、グリッドを選択します。ダイナミクス(Dynamics)メニュー セットからソルバ > 初期状態 > 選択項目に設定(Solvers > Initial State > Set for Selected)を選択すると、存在時間を含むオブジェクトのアトリビュートの現在値が初期状態値に設定されます。
アニメーションを巻き戻すと、パーティクル グリッドの存在時間が、上記の選択項目に設定(Set For Selected)を選択した場合の存在時間と等しくなります。このため、シーンを巻き戻しても、パーティクルの存在時間は 0 になりません。
初期状態アトリビュートの詳細については、初期状態アトリビュートについてを参照してください。