指定された軸を中心に、指定された角度分(ラジアン単位)だけ回転した後の点の位置を表すベクトルを返します。回転方向は、軸の終端から下方向に見て反時計回りになります。
vector rot(vector point, vector axis, float angle )
point は、ワールド座標系での点の位置です。
axis は、点が回転する時の基準となる軸です。この軸はワールド座標の原点から指定された軸の位置に伸びる直線です。
angle は、点を回転させる角度(ラジアン単位)です。
rot(<<3,3,0>>,<<1,0,0>>,0.5)
<<3, 2.633, 1.438>> を返します。これは、<<1,0,0>> で表される軸を中心に点 <<3,3,0>> を 0.5 ラジアンだけ回転させた後の位置を表すベクトルです。
particleShape1.position = rot(position,<<0,1,0>>,0.1);
1 つのパーティクルからなるパーティクルのシェイプ(Shape)ノードがシーン内の位置<<4,6,0>>にあり、そのパーティクルのシェイプ ノードについて上のランタイム(Runtime)エクスプレッションを作成したと仮定します。シーンを再生すると、パーティクルが Y 軸(<<0,1,0>>で表される軸)を中心に回転します。
パーティクルの位置は、フレームごとに 0.1 ラジアン(約 5.7 度)の速度で回転します。