Linux 固有の変数

MAYA_DEBUG_NO_SIGINT_HANDLING

Linux プラットフォームで Maya スタンドアローンを実行しているときに、kill -2 または kill -2 python-bin を使用して Python プロセスを終了しようすると Maya が 0 ステータスで終了する場合、Maya がゼロ以外のステータスで終了するよう、環境変数 MAYA_DEBUG_NO_SIGINT_HANDLING = 1 を設定できます。

__GL_MAYA_OPTIMIZE

NVIDIA® の Linux ドライバ 295.59 は、OpenGL の最適化機能のいくつかを無効にします。これにより Maya のパフォーマンスに影響がでる可能性があります。パフォーマンスの低下が発生した場合、この変数を 1 に設定して最適化を有効にします。NVIDIA の最適化での問題を回避するには、この変数を 0 にして最適化を無効にしてください。この変数は既定では無効です。

MAYA_MMSET_DEFAULT_XCURSOR

マーキング メニュー(Marking Menus)の使用時に、カーソルをリセットする場合に使う左ポインタ カーソルを作成します。設定しない限り、既定の "X" カーソルに戻ってしまう GNOME ウィンドウ マネージャを使用する場合に便利です。

MAYA_SOUND_SCRUB

サウンドをスクラブする機能を無効にします。

MAYA_WEBBROWSER ) WEBBROWSER

(ヘルプにより使用される)'browseURL' コマンドが使用する Web ブラウザをオーバーライドします。これは特に、Netscape がパスにない場合に便利です。まず、MAYA_WEBBROWSER がチェックされ、次に WEBBROWSER がチェックされます。

MAYA_SET_PARENT_HINT

ウィンドウのペアレント化を無効化するには、0 に設定します。

MAYA_STYLUS_DEVICE

スタイラスの名前がカスタマイズされている場合、Maya にこのスタイラスを認識させるには、この環境変数にその名前を設定します。

MAYA_SET_XERROR

ユーザに XError ハンドラの強制再インストールを許可します。

MAYA_FORCE_SHOW_ACTIVATE

Gnome デスクトップ(Metacity ウィンドウ マネージャ)を使用しているときに、ポップアップ ウィンドウがリストの最上部に確実に表示されるようにするには、この環境変数を使用します。

MAYA_ACTIVE_STEREO_REFRESH

Active Stereo がオンのときに、ホットボックス/メニューが閉じられた後で、ビューポイントを強制的にリフレッシュするには、この環境変数を使用します。

XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS

アプリケーションが使用可能なビジュアルを要求するとき、ARGB ビジュアルを考慮しないようにします。この変数は、X デスクトップ コンポジット エクステンションが有効なとき便利です。

MAYA_TTIP_OFFSETX

Maya のツール ヒントを、指定したピクセル数だけ水平(X)方向にオフセットできます。

MAYA_TTIP_OFFSETY

Maya のツール ヒントを、指定したピクセル数だけ垂直(Y)方向にオフセットできます。

MAYA_HBDOWN_ENABLE
この環境変数は、Maya 2009 と 2010 にのみ適用されます。Linux プラットフォームでコンテキストを切り替えるためにホットボックスを表示すると Maya がフリーズする場合、この環境変数を有効フラグとして使用し、ホットボックスを画面に表示する最大時間のタイムアウトを設定できます。
MAYA_HBDOWN_TIME
この環境変数は、Maya 2009 と 2010 にのみ適用されます。Linux プラットフォームでコンテキストを切り替えるためにホットボックスを表示すると Maya がフリーズする場合、この環境変数を使用し、ホットボックスを強制的にダウンさせる時間を設定できます。
MAYA_HBDOWN_DEBUG
この環境変数は、Maya 2009 と 2010 にのみ適用されます。これは内部デバッグ フラグなので設定しないでください。設定すると、デバッグ メッセージの出力によって問題が生じる可能性があります。