現在のカメラをロックする

パネル ツール バーのアイコンをクリックするか、またはビュー > カメラをロック(View > Lock Camera)を選択して、現在選択されているカメラをロックできます。これにより、誤ってカメラの位置を変更してしまい、その結果アニメーションが変更されるのを回避できます。

カメラがロックされている間、そのトランスフォーム情報、つまりその移動(Translate)回転(Rotate)のプロパティは調整できません。正投影カメラでは、正投影幅(Orthographic Width)もロックされます。

任意の値のロック設定をオーバーライドするには、アトリビュートを右クリックし、アトリビュートのロック解除(Unlock Attribute)を選択します。このアトリビュートをもう一度ロックする場合は、右クリックしてアトリビュートのロック(Lock Attribute)を選択します。

カメラ、エイム、アップ(Camera, Aim and Up)カメラがロックされると、そのロケータもロックされます。立体視カメラがロックされるときは、ルートカメラが常にロックされます。

カメラのロック/ロック解除の状態はアイコンに反映されます。このアイコンは、トランスフォーム アトリビュートのいずれかまたはすべてがロック解除されるとロックが解除された状態を示します。ロック アイコンおよびメニューは、カメラを通じて見ているときのみ利用可能で、それ以外の場合、たとえばロケータまたはライトを通して見ているときは無効になります。

また、lockTransform フラグ付きの camera コマンドを使用して、任意のカメラをロックまたはロック解除できます。このフラグを、ロックする場合 true、ロック解除する場合 false に設定します。

ヒント:

ホットキー エディタ(Hotkey Editor)により、ビュー > カメラをロック(View > Lock Camera)にホットキーを割り当てることができます。ウィンドウ > 設定/プリファレンス > ホットキー エディタ(Windows > Settings/Preferences > Hotkey Editor)を選択してホットキー エディタ(Hotkey Editor)を開き、ホットキーを編集(Edit Hotkeys For)ドロップダウン リストからその他の項目(Other items)を選択し、ビューポート メニュー(Viewport Menus)カテゴリを展開します。